オーディオ話

2009年6月23日 (火)

技術(奇術?)系サイトとして、引越しを

MEDIO write:

 突然ですが、引越しをします。

 前々から「垂れ流しの技術ネタ」というblogってのも何かなぁと思っていたのと、非論理師匠の復帰が見えて来たので...計画途中で放置されていた「サイト構築」を友人が一人でやってくれました。(w

 

「論理的じゃない」

 と言う事で、今後はこちらに舞台を移します。友人のつばっち、そして師匠の「ネタ」も面白いものばかりだと思いますので、一層「濃い」内容になる気がしますが。(w

 日記はいつもの通り、BG5レガシィや電子工作、PC(最近ネタだと、モニターで頂いたIntel製SSDのTrim対応等々)関連も多少は見やすくまとまっているかと。

 

 それでは、今後ともよろしくお願いします。

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2009年6月18日 (木)

都市伝説

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 先日会社で、自分の車のフォグランプをHID化したいと言う同僚二人から、同日に同じ質問をされた。

「HIDの空焼きって、必要なの?」

 

 表題の「都市伝説」では無いが、慣習となっていて、かつ一概に説明出来ないものなので、ここで理屈等々を書いておく。

 

 安価な、特に古い・粗悪HIDキット(失礼)には確かに空焼きの必要はあったと思う。よくwebでは「ガスが発生する」とか書かれているけれど...本当はバーナー表面に付いた汚れ(指紋とかの油・脂汚れが主だろう)が、初回点灯時の高温と紫外線で蒸発(はっきり言うと、ガスというよりは「煙」)して、ライトレンズや反射鏡に付いて曇る、というのが理由、らしい。

 

 そして現在。バルブが出荷前に全数点灯試験を経て、個別に汚れ防止梱包された「まともなメーカのまともな製品」(失礼)は、メーカー出荷前に「空焼き」相当の作業が済んでいるので、理屈ではこんな事は必要無いはずである。

(まぁ校正の費用をかけたくないメーカーの説明書は、以前のままだろうけれど)

 

 そしてweb上では今日も「HIDは初回の点灯時には必ず(←これが問題)ガスが発生しますので~」という無責任な発言が繰り返される。

 

 

 まぁ製品出荷前試験をしていなそうなメーカー品だったり、自分の取替え作業時に、うっかりバーナーに触ってしまったという人は、レンズ装着前に「焼く」のも良いと思うけれど...バルブ単体で点灯させている最中の、バルブを外したままのレンズ自体に「湿気」が入る方がはるかに問題だったり。

 微量な水分でも、気化するとその体積は1240倍になる、と高等学校に習ったと思う。実は、後々この体積増減によるレンズの「呼吸」が、結構馬鹿にならないそうだ。(とある、車両メーカの専務談)

 

 

 ついでに、「伝説」の多いオーディオ界での「禁断」のネタも。(^^;

 「音声回路中に使われている、磁石に付く抵抗(部品)は音が悪いという理屈」

 まず、なぜ磁石に付くか説明すると。電子部品のリード線に使われる材料の中で「~CP線」と言われるものは、銅を被覆させた「鉄線」だからである。で、なぜ鉄線を使うかと言うと、自動組み立て時の部品の搬送で磁石が使えるからという理由。

 よく見るリード線は、これを錫メッキ(酸化防止と半田ノリのため)したもの。

 で、音が悪いという理屈だけど...恐らく、こう考えたのだろうと私が思う「ネタ」(^^;は。

 「透磁率の高い材料は、周辺の磁気の影響を受ける」と考えたのではないだろうか?あくまでも想像だが。

 

 確かにオーディオ筐体の中には、電源トランス等の漏洩磁気を発生する部品もある。その磁気の中でCP線にはっきりわかる程度の影響があるかと言うと...

 電磁誘導(ファラデーの法則)を勉強すればわかるのだけど、変動磁場中で発生する渦電流は、コイル状にしないと(渦自体がキャンセルされて)電圧は発生しない。

 CP線のような銅被覆では、電磁誘導で発生した鉄線の周りを回る微小な渦電流自体は消えてしまう訳で。

 

 ここらは「大きなメーカー」はわかっているらしく、ELNAとかの「オーディオ用」のコンデンサーでも普通にCP線(ただし、導電率を上げる為に銀メッキとかがされているものがある)が使われていたりする。

 (風評を気にするメーカーは、そこらを気にするマニア向けにCP線を嫌っている節があるが...)

 

 電磁誘導を気にするなら、渦電流が問題になる「電解コンデンサ」(構造上、コイル様の箔を使っている)とか基板のアートワーク、筐体内のGND電位の処理(GNDループ等)を先に考えるべきだ。ここらはヘタに設計(自作とかで)すると「はっきり耳に聞こえる」レベルのノイズを発生させる。

 

 

 「誰かが言っていた」とか「昔から慣例になっている」とかの話の中には、回路屋から見ると、どう考えても「眉唾」というものが多々あったり。ここらは、ちゃんとした説明が無くてもGo○Gleで検索した誰かから話が流れる限り...都市伝説は生まれ続ける訳で。

 

 

 ...NetPublicは、本当に恐ろしいものだね。(w

 

 追...かなり昔。恐らく昭和60年頃。当時読んでいたオーディオ専門誌に「K」という「(自称)評論家」が書いた記事を思い出した。

 「(30万円程のCDプレイヤーなどもある中で)SonyのCDウォークマンが一番音が良い。なぜなら商用電源駆動でなく、バッテリー駆動だからだ」 (^^;

 

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2009年3月19日 (木)

Shanghai Noon

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 朝、早めに部屋を出てPCパーツ一式を自宅へ送った。よって今週末は忙しくなる事が確定した。

 

 通勤路、チチブ電機ビルの角向かい...元は寿司屋だったところが、改装してファミリーマートになっていた。

Fami

 「秋葉」、改め「アキバ」じゃぁ寿司屋はつらいよね...客層が違って来てるんだから。

(「良いものには金を出す」タイプの「マニア」が集う街から、「自分が認めたものにしか金をかけない」という「ヲタク」の寄ってくる街へ...(^^; 大暴言

 

 少しずらして取ったお昼休み(14時頃)、相変わらずの「軽食」なので、余った時間に秋葉徘徊。平日の昼間なのに、何でこんなに人がいるのか。(オマエモナー

Hiru

 私の目当ては「underground」。目指すは上海。(笑

...あり?

Magical3

 15時ですか、そうですか。仕事が終わってからだと、閉店してるよね...きっと。

 

 あてが外れたので、さらにぶらつく。冷やかし半分で入った「仁義無き店」では。

Hdmi

 HDMI延長アダプタが1セットだけ置いてあったので、即・購入。

 これはHDMI(version1.3...1080p対応)信号を、Cat5EのLANケーブル2本で60m延長出来るというもの。ちなみに定価は3万円ほどします。

 中国のヤフオクあたりでも出品されているけれど、250香港ドル(\3000くらい)+送料が100香港ドル程度かかるので、様子見だったのでした。

 今回は、現地買い付け程度の価格で保証付き新品が買えたので、良かったかなぁ、と。

 

 

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2009年3月14日 (土)

携帯電話の音楽同期~WindowsMediaPlayerのお話

MEDIO write:

 おとなしく引きこもり中。なのに、朝8時から、近くで道路工事。アスファルトカッターの騒音で叩き起こされたので、かなり眠い。

 

 外出する気も無かったので、PCで調べごとをしてみました。題目は「携帯電話の音楽ファイルの同期問題」。

 所有しているDoCoMoのFOMA「N905iμ」は、音楽プレイヤーとしても使用可能(最近の機種は当たり前)なので、通勤の2~30分ならiPodよりは良いかな(※)と思い、ライブラリに入っているMP3ファイルをいくつか選び、WindowsMediaPlayerにて音楽ファイルの同期を試したのですが...

「変換しています。(0%)」のまま、全く動かず。ず~っと待たされた挙句「サーバーによって例外が返されました。」で終了。

 

(※)コートのポケットにiPodを入れて歩くと、一歩ごとに「蹴っ飛ばす」ことになるので...内蔵のHDDにダメージがありそう。事実、最近は音楽再生中に再起動する事が多い...

 

 以前の日記に「エンコーダにInterVideoの製品を使っているため?」とか書いたのですが、すみません。違いました。

 MP3からWMAに変換する際、WindowsMediaPlayerは登録されているDecoderに処理を渡しているのですが、これがMCEのAPIに準拠していないと変換がうまく出来ない様子です。

 

 具体的に、私の場合は「K-lite codec Pack」が入っていたのですが、これがMCE not-Compatibleでした。(具体的には、含まれているFFDShowのオーディオフィルタですね)

 仕組みが判ったので、FFDShowの設定でMP3とWMA関連のDecodeをdisable設定にします。

Ffdshow

 再度、WindowsMediaPlayerを起動して、同期。...正常に同期出来るようになりました。

 

 と思ったら、問題発生。いくつかのMP3ファイルがやはり変換出来ません。同じPCの、同じエンコーダを使っているファイルなのに、です。

 ファイルサイズやビットレートにも関係がなさそうですし...ここから先を追うのは、結構大変かも。

 

 あ。あと、もっと大問題。変換・同期が出来た楽曲の中にも、再生すると「携帯が再起動」する曲があることが判明。同じCDの中の曲で、再生がOKなのと再起動のとが混ざっているので、こちらも原因不明。

 いや、でも普通に考えて再起動はダメでしょ。(--; エラーならともかく。

 こちらはDoCoMoに問い合わせですね。

 

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2008年9月20日 (土)

電波系電波時計~DVI ADPCM(IMA ADPCM)de-code解説

MEDIO write:

 相変わらず多忙。知人でもストレスで倒れて救急車、なんてのが出るくらい、周りも自分もあわただしい。

 そんな中では、じっくり半田付けをしている時間が取れなくて、欲求不満が溜まる一方で。仕事も技術系でなくて経営ばっかりやっている。

 ネタも無いので、最近こちらにいらっしゃる方の傾向を見ている。アングラネタ(MP3 downloadとかHDD パスワード解析とか)はもちろん多いのだが、電波系電波時計で使っている「IMA ADPCM」を検索キーにしている方が多いことに気がついた。

 いつも通り、内容の保証は全く無いですが、「電波系~」でやっている事を書いてみる。

 「IMA ADPCM」はIntelが開発した音声圧縮コーデックで、基本的にはADPCMの名の通り、標本データの前後関係の増差分を記録していくものです。

 単なるADPCMでは記録単位(記録時のビット長)以上の増差分があった場合、その後のデータにはエラーが累積されるので、大概のADPCM(開発メーカごとの工夫、ですね)には「仕掛け」があります。

 これらの「ADPCMに対しての仕掛け」ですが、例えば「Microsoft ADPCM」では標本元データの変化の度合いによって、増差分を参照するテーブルを動的に書き換えています。これは、処理系が高速で、書き換えテーブル(もちろん書き換え可能なRAM)が大きく取れる場合、音声の品質を上げることが出来ます。

※このあたり、文章で表現するのは難しいので、MicrosoftのRIFF Wave Formatあたりの資料を参照して下さい。多分、見つかるのは英文でしょうけれど。

 それに対して、「IMA ADPCM」では、この参照テーブルは固定(増分89個+倍率8個)で、RAM容量が小さいマイコンに適したコーデックです。

 実際の、電波系電波時計で使っているプログラムから抜粋します、

int16_t  StepTbl[89] = {
7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14,
16, 17, 19, 21, 23, 25, 28, 31,
34, 37, 41, 45, 50, 55, 60, 66,
73, 80, 88, 97, 107, 118, 130, 143,
157, 173, 190, 209, 230, 253, 279, 307,
337, 371, 408, 449, 494, 544, 598, 658,
724, 796, 876, 963, 1060, 1166, 1282, 1411,
1552, 1707, 1878, 2066, 2272, 2499, 2749, 3024,
3327, 3660, 4026, 4428, 4871, 5358, 5894, 6484,
7132, 7845, 8630, 9493, 10442, 11487, 12635, 13899,
15289, 16818, 18500, 20350, 22385, 24623, 27086, 29794,
32767 };

int16_t  scale_change_tbl[8] = {
-1, -1, -1, -1, 2, 4, 6, 8};


int32_t Conv(uint8_t code)
{
int32_t dlevel = 0,
           adpcmdata;

int16_t  scale;

dlevel = ((code & 0x07) * 2 + 1) * (StepTbl[scale] >> 3);


if(code & 0x08)
{
  adpcmdata -= dlevel
  if(adpcmdata < -32768)
   adpcmdata = -32768;
}
else
{
  adpcmdata += dlevel;
  if(adpcmdata >= 32767)
   adpcmdata =  32767;
}

scale += scale_change_tbl[code & 0x07];

if(scale < 0)
  scale = 0;
else
  if(scale >= 89)
   scale = 88;

return (int16_t)adpcmdata;
}

 プログラムがあれなのは、私がCとかの正式な教育を受けていないからですね。独学だとダメですね、このあたり。人が読んでも分からない。

 とりあえず、上の関数に4bit長のIMA ADPCMデータ(Windowsのサウンドレコーダで作成出来るデータのヘッダを除いたものの1サンプルデータ)を渡すと、16bit長PCMデータにデコードしてくれます。エンディアン等は、使っているマイコンにあわせて。

 まぁ固定の200Byte程度のテーブルすら持てないマイコンであれば、外部のデコーダICに頼ることもアリだとは思いますけれど。

※AVRでも、PROGMEM組み込みマクロ等を使わないと、テーブルが起動直後にRAM領域に転送されます。

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2007年9月17日 (月)

良い音3

MEDIO write:

恒例の、先輩のお見舞いでの話。

最近iPodをいじっているのですが、外付け回路で音を劣化させないよう気をつけても、もともと非可逆圧縮なら音は悪くなっているはず。でもそれってどのくらい?

非論理氏の案は、「エンコードでもデコードでも作り手によって音が変わるんだけど、とりあえず音の出口はiPodだけなら、エンコードを比較したら?」

氏から借りたPCには7種のMP3エンコーダ、WMP、iTunesが入ってるので、CDから読んだWaveデータをMP3化。これをiTunesでWaveに戻した後、最初のWaveから引き算をする。するとMP3化で失われた音だけが聞けるというわけです。

原音は出来るだけダイナミックレンジ、S/Nが大きいものでトライ....

結構違いが出るものですね。気になるのは、どのエンコーダでも高音がごっそり抜けていること。あ、本来AACがデフォルトである某ソフトはひどいもんでした。(笑

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2007年9月11日 (火)

良い音2

MEDIO write:

iPodリモコンにはデジタルアッテネータを組み込みましたが、この段階で出力にかなり大きなノイズが出ていました。OPアンプでのバッファ後でも、負荷インピーダンスが30kオーム程度以上でないとHDDアクセス時に「キュイーン」と。

GNDラインから周ってる様なので、iPod内の電源インピーダンスの問題かも。開けてみないとわからない....

さて、この手の情報を探していた時引っかかったネタです。とあるオーディオ系販売店。

「iPodはCDより音が良い」

その理由が「iPodはノイズの元になるAC電源を使っていない」からだそうで....すごい店員がいたものです。

非可逆圧縮音源である以上、より原音に近いCDより音が良いことは(iPod以上にオーディオ回路が酷いCDプレーヤーなら....まぁ存在しないでしょうが)無いはずでして。一つの事に囚われ、物事の本質を見る事が無いという、典型的な例ですね。

昭和の頃、高級オーディオ誌で、批評家「K」氏が、上と同じ理由で20万円超のCDプレーヤーよりDisc-Manの方が音が言いと書いて、数ヵ月後から行方知れずになったのを思い出しました。(笑

さてiPodはDockコネクタ付近にデカップリングCを入れたら少しマシになりました。ケースに入れるのが更に難しくなった気がします。iPod内部の電源回路が僕の予想通りなら、バッテリの交換が一番早いんですが....市販されている交換バッテリのインピーダンスはどんなものなのだろう?

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2007年8月16日 (木)

良い音

MEDIO write:

さまざまな商品情報を仕入れるのに「価格.com」を利用しているのですが、その口コミ情報からネタを。

オーディオ関連製品の掲示板で、よく「良い音」という表現が見られます。この「良い音」とは?

上の掲示板でも、玄人(を自称している)の方々は「この製品は低音が豊か」「新製品は高音が伸びやか」と「自分なりの良い音」を表現しています。

ここで、回路技術屋であり、音楽家でもある先輩から聞いた話を。

良い音とは2種ある。「絶対的なもの」と、「相対的なもの」。

「絶対的なもの」は、原音に忠実なことであり、本来の「Hi-Fi」とはこれを指す。

「相対的なもの」は、聞いた人それぞれに心地よい、というだけのものであり、他の人の感じ方が同じとは限らない。原音からかけ離れた低音・高音(いわゆるドン・シャリ)が出ていても、それが良いという人がいることも確か。

後者は「音響心理学」的な話であり、これが出ているのがBOSE社の製品だそうです。

確かに、自然界に存在しない様な色の花の絵(プリンタメーカーの印字サンプルなんか)を見て「鮮やかで綺麗」という人がいますが、音の世界も同じなんですね。過剰に味付けされたものに麻痺している人が多いということでは。

まぁ問題なのは、後者の意見(自分だけの意見)を人に押し付ける方でしょうね。上の掲示板でもそんな人がいっぱい。

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