Fool On The Planet
MEDIO:
ここ数年、掲示板等々を見ていると頻繁に出てくる言葉です。
「無理」「無駄」「不可能」「出来っこない」
これが、実際その経験をした方が言った言葉ならまだ重みがあります。間違い無い研究結果であればなおさら。
でも、大抵は「何の経験もせず、その発言に何の責任も負う気が無い」ニンゲンが発しているという点が問題です。
まぁ傍からみれば、知識も経験も無く何も出来ないニンゲンが、前に進もうとしている人の足を引っ張っているだけ、なんですが。
このblogを立ち上げた直後の頃にも、そんな指摘をしたら逆切れされた記憶がありますが。(w
まともな精神状態の人が見たら、絶対異常に見える「匿名掲示板」の書き込みもそうですが。(w
自分の意見と合わないと、まるで餓鬼の様に「切れる」。ただ、切れた発言は...「言葉を操る」部分だけは多少とも大人の経験があるので性質が悪いと。
なんでこんなニンゲンばっかり増えたのかなぁ?と考えみたんですよ、師匠と。
結論としては、「日本人の精神性」の問題ではないか?と。
以前の日本人は、海外から見ても「自律」(自分を律する)性が高かったはずです。法律に罰則が無くても、誰が見ていなくても悪いことはしない、という点が誇りでした。
「自動販売機が荒らされない」というだけで、海外から注目されていた時期でも、無人の野菜販売所では、ちゃんと取引が成り立っていたのですから。
でも今の日本人は。
誰が見ていなくても?いえいえ、みんなに見られていても、誰かに怒られないなら悪い事をして良い、みたいな風潮。法律に悪いと書いてなければ「金儲け、悪いことですか?」と開き直るヤツですらいる訳で。野菜販売所では、野菜が支払無しに持ち去られるだけでなく、支払われていたお金すら持って行くニンゲンすら出てくる状態。
そして、この風潮は、日本人の宗教観から来ているんじゃないか?と。
クリスマスだけでなく、ハロウィン等々。
信じていない宗教の行事を、お祭りとばかりに取り入れる性質。そこには「神はあなたと共に」「すべてを見ています」なんていう「悪行規制」はかからない訳ですよ。
つまり行動の規範・基準は「自分さえ良ければ・得すれば良い」「自分が楽しければ良い」になっているんですよ、間違いなく。だから、それ(悪行)を止めるものが全くないんです。
ちなみに、総エロ本化しつつある同人誌業界も、似た方向性じゃないかと思います。こちらはさらに「赤信号、みんなで渡れば~」的な安心感(?)も背中を押しているんじゃないかな。と。
さて話を元に戻して。
出来るかもしれないことを、出来ないことにされてしまう事への危惧は、ある点尊敬する(私は、その『人となり』全てを知りませんので、今のところは部分的に、です)Sonyのアンプ設計者である「かないまる」さん(金井隆氏)のHPの、
という記事内にありました。私が思っていた事、そのままの意見です。
自己責任でやるなら、たとえ失敗しても自分の経験に+(プラス)になります。
スポーツ競技だって、多大な努力や練習の先に結果があるのに。もちろん何もしなければ記録なんて生まれないんです。
人の努力を、最初から無理だとか言ってあきらめさせるなんて、そんな権利は他人には無い!と言いたい。僻んで人の足を引っ張るなよなぁ。と。(^^;
で、表題の「Fool On The Planet」は、TM Networkのアルバム「Self Control」の9トラック目の曲です。
ただのdreamer 人は言うけれど
この地上にあふれる全ては
僕に似た昔の誰かが
夢見てはかなえてきたもの
見おろした街並みに
低く飛ぶairplane
見失わないで追いかけたいのさ
たとえ「バカ」と言われても。給料が激減したって、好きなモノづくりに携わり、何かを創り続けていれば。
この気持ち・思いがあるからこそ、人間は「進化」出来ると信じています。
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