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2022年12月19日 (月)

ラズベリーのパイが無ければパインを食べればいいじゃない

マリー妃が言ったかどうかは触れませんが…

品薄で市場に出回らず、どこかで売り出したら即完売というラズパイファミリー

ウチには初代から複数、3は各種5台、4は3台ほど在庫しています。まぁこれも飯のタネの一部なので💦

 

でも、これじゃぁ趣味には使えない

最近はAllwinnerのSoCが載ったBananaPiやOrangePiの試食試用を行い性能・機能を確認していますが、まぁ行けそうだなと

OSたるLinux側の対応を見るとメモリは最低1G、プロセッサは64bitって感じになってきていますが、性能をがっつり追いかけなきゃ大丈夫

(H3+512MBのBananaPiM2Zero+I2S DACでもDebian Bullseyeとmpdが軽く動いてます

 

とはいえAliexpressでの調達も価格が高騰してきて(32bitのH2+/H3で5000円超えとか)、悩ましい限り

そんな中、足元にダイヤ?の原石が

みんな大好き秋月電子のPINE A64

Pine64

クラウドファンディングで市場初の64bit!になるはずが直前でラズパイ3が出てしまい初じゃなくなった悲劇のSBC…とのこと

出た当初はグラフィック系ドライバの未熟さ等々、マイナスなイメージだったらしい(2016年)

とはいえ出てから時間が経過し、それでも(腐っても)64bitということでArmbianの公式サポート機種としていまだに残っています

まぁ性能的にはラズパイ3を超える(Giga-Ethernetも付いてる…無線はオプションだけど)のに、なんと¥2,980!!!安いです

 

ということでいつも通り試食開始

いつもどおりArmbianをビルドしてインストールするのも面白くないのでVolumio、それも最新の3をビルドして入れてしまおうと

 

Windows10のPC上の仮想環境(Hyper-V+Debian Buster)にクロス環境を構築

必須パッケージ

build-essential
ca-certificates
curl
debootstrap
dosfstools
git
jq
kpartx
libssl-dev
lz4
lzop
md5deep
multistrap
parted
patch
pv
qemu-user-static
qemu-utils
qemu
squashfs-tools
sudo
u-boot-tools
wget
xz-utils
zip

このあたりをapt installで導入

 

つぎに、gitでvolumio/volumio3-os (github.com)をクローン

ビルドのスクリプトが用意されているので

build.sh -b armv7 -d pine64plus

小一時間待つとイメージのzipファイルが出来上がるのでmicroSDカードに書き込み、PINEに差し込み起動

Volumio

あっさりと起動しました。

 

再生機器の選択にI2SDACやオンボードSPDIFが出てくるので、ある程度はOSで対応されている模様

近々ピン配置を確認して外部DACを繋げてみます

 

 

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