ラズベリーのパイが無ければパインを食べればいいじゃない
マリー妃が言ったかどうかは触れませんが…
品薄で市場に出回らず、どこかで売り出したら即完売というラズパイファミリー
ウチには初代から複数、3は各種5台、4は3台ほど在庫しています。まぁこれも飯のタネの一部なので💦
でも、これじゃぁ趣味には使えない
最近はAllwinnerのSoCが載ったBananaPiやOrangePiの試食試用を行い性能・機能を確認していますが、まぁ行けそうだなと
OSたるLinux側の対応を見るとメモリは最低1G、プロセッサは64bitって感じになってきていますが、性能をがっつり追いかけなきゃ大丈夫
(H3+512MBのBananaPiM2Zero+I2S DACでもDebian Bullseyeとmpdが軽く動いてます
とはいえAliexpressでの調達も価格が高騰してきて(32bitのH2+/H3で5000円超えとか)、悩ましい限り
そんな中、足元にダイヤ?の原石が
みんな大好き秋月電子のPINE A64
クラウドファンディングで市場初の64bit!になるはずが直前でラズパイ3が出てしまい初じゃなくなった悲劇のSBC…とのこと
出た当初はグラフィック系ドライバの未熟さ等々、マイナスなイメージだったらしい(2016年)
とはいえ出てから時間が経過し、それでも(腐っても)64bitということでArmbianの公式サポート機種としていまだに残っています
まぁ性能的にはラズパイ3を超える(Giga-Ethernetも付いてる…無線はオプションだけど)のに、なんと¥2,980!!!安いです
ということでいつも通り試食開始
いつもどおりArmbianをビルドしてインストールするのも面白くないのでVolumio、それも最新の3をビルドして入れてしまおうと
Windows10のPC上の仮想環境(Hyper-V+Debian Buster)にクロス環境を構築
必須パッケージ
build-essential
ca-certificates
curl
debootstrap
dosfstools
git
jq
kpartx
libssl-dev
lz4
lzop
md5deep
multistrap
parted
patch
pv
qemu-user-static
qemu-utils
qemu
squashfs-tools
sudo
u-boot-tools
wget
xz-utils
zip
このあたりをapt installで導入
つぎに、gitでvolumio/volumio3-os (github.com)をクローン
ビルドのスクリプトが用意されているので
build.sh -b armv7 -d pine64plus
小一時間待つとイメージのzipファイルが出来上がるのでmicroSDカードに書き込み、PINEに差し込み起動
あっさりと起動しました。
再生機器の選択にI2SDACやオンボードSPDIFが出てくるので、ある程度はOSで対応されている模様
近々ピン配置を確認して外部DACを繋げてみます
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