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2021年12月30日 (木)

誤自宅のNW構成

もう10年以上前、Ciscoの公認資格を取りまくっていたころに自宅設置した19Uの19インチラックも、

CatalystやAPRESIAを降ろしてからは閑散としています。

某鼻毛サーバも8ベイNASに替えたので、余計に。

 

外側ネットワークはBフレッツの100Mからニューファミリーの1Gへ。

NTTから届いたひかり電話ルーター(HGW)は、PPPoE機能をOFFにしてLAN側にNECのIX。

 

まぁ速度的に不満もなく使っていたのですが、数年前からIPv6サービスが普及し、契約しているぷららも

IPoEが使える様になると…速度が出ない。

ボトルネックになっているのはHGWだろうな、と考えていたので、NTTに問い合わせると

HGWはブリッジ設定にしても速度は1G出ません、という回答。

 

つまり光ファイバのところで1G出たとしても、HGWの中を通すと半分以下になるわけです。

ウチの事情ですが、メンテナンス契約をしている会社さんとの間で、フレッツ光ネクストのIPv6ネットワーク経由で

VPNをいくつか繋いでいるので、これはどうにかしたい、と。

もちろんインターネットへのアクセスも速くしたい。

 

とはいえ、ひかり電話契約をしている以上、これもなんとかしなければ。HGWは電話設定がほぼ自動化されているので

ネットワーク構成を変更(光ファイバ直下でないと回線の初期化も出来ない)出来ません。

 

いろいろ考えている中、YAMAHAのIP電話機能内蔵のルータに行き当たりました。

こちらは詳細な設定が可能なうえ、ひかり電話も収容出来ます。

 

ということで、ひかり電話の資料を探し、インターネットなどの速度とひかり電話の併用が問題なく出来ました。

まずは構成を…

Photo_20211230163301

NTTのひかり電話ルータ(HGW)の後部のフタを外すと、内部的にONUとルータに分かれており、短いLANケーブルで

接続されています。ONU基板にケーブルが固定されている(ルータ基板にRJ45のジャック)ので、これを抜きRJ45メス-メスで

延長、ルータ(IX2215)のGE0に繋ぎます。

これでルータは光ファイバ(ONU)直結状態になるので、インターネット側の速度はルータの性能通りになります。

※IPv6は「ひかり電話あり」→DHCPv6-PDによりIPv6プレフィックスの払い出しが行われる

 

さてひかり電話の方ですが、インターネット接続とは別にフレッツ光ネクスト回線内からのデータで設定や通信通話が

行われますので、ルータではGE1でIPv6をNDプロキシ設定、IPv4はフレッツ回線とブリッジ設定を行います。

NVR500の方は標準的なひかり電話設定。アナログポート2つは、ビジネスフォンwのアナログ収容へ。

(ビジネスフォンのBRUは、都内にあった事務所…閉鎖…と客先とのVPN経由のIP内線に使用)

 

ルータのGE2は自宅のLAN側なので、一般的なIPv6のIPoEインターネット接続設定を行います。

(IPv6アドレスはDHCPサーバでRAを送出

 

ぷららはOCNのバーチャルコネクトだと思っていた(ネット情報から)のですが、配布されるIPv6アドレスに違和感を感じ

ぷららサポートに問い合わせたところ、ウチの地域?ではDS-Liteのtransix接続だそうで…

 

Speed

下りで730Mbps出れば、まぁいいでしょう。

客先とのVPNもインターネット経由と違い、一瞬反応が遅れることもなくなりました。

 

configは、需要があれば掲載します。そのうち。💦

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