« MINIへBMW純正の地デジチューナーretrofit | トップページ | MINI(F55)にDIYでHBA »

2021年9月12日 (日)

MINIのインスツルメントクラスタースイッチ(SZL)を分解してみる

先日、BMW(MINI含む)車両のHBA…HighBeam Assistantに必要なインスツルメントクラスタースイッチ(通称SZL)の考察を

してみましたが、実際どのような回路になっているのか、と分解してみました。

ステアリングスイッチが接続されているスパイラルケーブルを取り外して

Img_3391

外した部分は単なるスイッチ(と配線)なので、車両との通信はこの部分。

開けると

Img_3392

左右のレバースイッチのコネクタに、右下のはステアリング(スパイラルケーブル)のコネクタ。

スパイラルケーブルからこの基板を経由しないコネクタもありましたが、恐らくは重要な…エアバッグやホーンの配線でしょう。

基板の裏は

Img_3393

ICと思われるのは2つ。

大きい方は

Img_3394

スイッチの入力を車両に送出している&LEDの点灯用コントローラでしょうか。

 

小さい方は

Img_3395

こっちは有名なLIN トランシーバNXPの1028の様ですね。

 

さて、HBA機能を有効にするためのクラスタースイッチと、標準のものではLINアドレスが違うことが判明しています。

(受け取る側のコントローラでアドレスを設定出来るので間違いなく)

ただし、それで制御を変えているのかは不明…2Byteを受信して判断している様でしたが、LINアドレスには関係ない

様なので。(SZLをHBAタイプに単に交換した場合、エラー記録はされるが既存の機能は正常に働く)

ここは交換してコーディングし、動作確認してしまった方が早いかも。

| |

« MINIへBMW純正の地デジチューナーretrofit | トップページ | MINI(F55)にDIYでHBA »

趣味」カテゴリの記事

電子回路」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« MINIへBMW純正の地デジチューナーretrofit | トップページ | MINI(F55)にDIYでHBA »