MINIのインスツルメントクラスタースイッチ(SZL)を分解してみる
先日、BMW(MINI含む)車両のHBA…HighBeam Assistantに必要なインスツルメントクラスタースイッチ(通称SZL)の考察を
してみましたが、実際どのような回路になっているのか、と分解してみました。
ステアリングスイッチが接続されているスパイラルケーブルを取り外して
外した部分は単なるスイッチ(と配線)なので、車両との通信はこの部分。
開けると
左右のレバースイッチのコネクタに、右下のはステアリング(スパイラルケーブル)のコネクタ。
スパイラルケーブルからこの基板を経由しないコネクタもありましたが、恐らくは重要な…エアバッグやホーンの配線でしょう。
基板の裏は
ICと思われるのは2つ。
大きい方は
スイッチの入力を車両に送出している&LEDの点灯用コントローラでしょうか。
小さい方は
こっちは有名なLIN トランシーバNXPの1028の様ですね。
さて、HBA機能を有効にするためのクラスタースイッチと、標準のものではLINアドレスが違うことが判明しています。
(受け取る側のコントローラでアドレスを設定出来るので間違いなく)
ただし、それで制御を変えているのかは不明…2Byteを受信して判断している様でしたが、LINアドレスには関係ない
様なので。(SZLをHBAタイプに単に交換した場合、エラー記録はされるが既存の機能は正常に働く)
ここは交換してコーディングし、動作確認してしまった方が早いかも。
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