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2021年8月

2021年8月19日 (木)

F30のトランクにSoft Closeをretrofit

先日来の自車…BMW320d(F30)の改良?は、延長保証も切れたし、もともと無かった様なオプションを!と行ってきました。

SLIやらHBAやら、純正であるものを付けても…出来るはずのことだし、いくらでも真似出来るから、と(天邪鬼

TopHiFiなんぞ、F30に付ける人はそうそういないだろう、と。💦

(上位車種の5、7ならともかく

 

今回は背伸びして、純正にない機能を取り付けます。

トランクのSoft Close。

そもそもF30のオプションにはありません。電動トランクも。

電動トランク化を考えると、その前にやっておかないと。(トランクをロックする最後に、ラッチをモーターで引き込み)

 

さて、純正に無いというと部品もありません。

なので、2シリーズ用のSoft close機能があるラッチに交換します。

もちろん取り付け場所なんて無いので、ボディに穴をあけて。

まずはラッチの改造を。

Img_3288

取付枠にゴム製の制震ブッシュで固定されていますが、取付枠が大きいので切断。そしてF30のトランクの空きスペースに

合わせて(切った板を)ねじ止めして。

取り付けるとこんな感じ。

Img_3289

ねじ穴、一つはケーブル固定の穴を利用、左側はドリルで開けています。

ノーマルのテールゲートラッチのコネクタは4ピン。そこから必要な配線は3本と、電源線正負2本(リアのヒューズボックスと

右リアフェンダー後ろのアースポイントへ)、そしてSoft Closeの信号配線1本(Rear Electric Moduleへ)を追加で引き回します。

Img_3292

Closerからの配線と、引き込み用ワイヤを接続したロックラッチを元の場所へ。

Img_3290

 

これだけでRear Electric Moduleのコーディングを行わなくても、何故かSoft close動作されました。

トランクを軽く閉めると、最後はそっと引き込まれてロックします。

サードパーティの訳がわからないものでは無いので妙な安心感が。

 

次は電動トランク…なんだけど、いろいろと課題が。

F30だと片側のダンパーを電動化すれば良いんだけど、純正(で、同時期の他車用)のTailgate Function Moduleは

左右用。

開閉だけでなくモーターの接続状況まで監視しているので…

(開閉信号も、ホール素子…ICではない…の信号をアナログで見てる)

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2021年8月12日 (木)

F30にHARMAN KARDON SA688 TOP HIFI Logic7 AMPLIFIER RETROFIT その2

リアトレイにもスピーカーが付き、そろそろ配線のまとめでも、と。

Img_3263

Top HiFiアンプの場合、強制空冷ファンが必須になっています。

純正だと40℃程度で動くコントローラ?が付いている様ですが、そこまで精密にやるのも、と。

50℃のサーモスタットと、FETのスイッチ回路でファンを駆動します。(offは35℃くらい…最近の天気ではフルに回りっぱなし)

 

その上には純正地デジチューナー。TVなんて見るつもりは無いんだけど、あるものなのでとりあえずつけておきます。💦Img_3264

ほんと、排熱大丈夫なの?という感じですが。

 

この車両、HarmanKardonアンプですが、HeadUnitのコーディングでBowers&Wilkins設定になっています。

いろいろ覗いてて、ほかにも面白い項目を見つけました。

 

M Driveという…その名前の通りの💦

enableにするとHeadUnitにメニューが増えます。

Img_3259

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Img_3261

ただし、該当車両でなければ他のコンピュータに無茶な信号を送り付けてエラー返されるので、車両にはフォルトコードが

増えるだけです。ご注意を。

(これやってて、フォルトコードが140以上積まれてたのは秘密💦

 

 

あともう一点。

今回の一連の作業ではHeadUnitを新しいものに載せ替えたわけですが、その時に行うVOコーディングではFAの生産月も新しく

(今回はHeadUnitが搭載されていた車両の)する必要があります。

そうなると、新旧で異なるコンピュータなども生じるわけでして。特に、車両型式違いのretrofitだと。

新しい方のHeadUnitはF30…3シリーズのではなく、M2のものなのです。

今回の場合リアビューカメラのコントローラ(TRSVC)がエラーになり、バックしようとすると「カメラの反応が…」。

 

調べてみると、ドナーのM2のリアカメラはiCamモジュールで制御されていた様子。

再度HeadUnitのコーディングで、リアカメラの制御モジュールの種類を指定する項目を見つけました。

予想通り「iCam」になっていたので「TRSVC」に変更、問題なく表示されるようになりました。

 

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2021年8月 5日 (木)

F30のリアトレイにスピーカー増設

暑い中、仕事の合間に進めています。

BMW車両は標準、HiFiオプション車両だと無く、TopHiFi以上で装着される、後席後ろのリアトレイのスピーカー。

アンプをTopHiFi Harman Kardonにしてしまったので、出力は出てる。ということで(本末転倒

リアトレイを引っぺがしてきて、スピーカーを取り付けます。

本当なら専用のトレイが別部品であるのですが、国内の中古在庫も見つからないし、このサイズだとドイツから

送料だけで高額になりそうなので、標準品に穴開けて取り付け部を作ります。

Img_3226

スピーカーが付く位置にはダミー?の緩衝材があるので、剥がして型取りしてMDFを切り出し。

これに合わせて、トレイに穴開けして、MDFを接着。

 

 

Img_3229

表面は雑に黒で塗装しました。

このままだと自重で剥がれるかも(下は空間、トレイとは合成ゴム系接着剤のみ)なので、

余ったMDFで足を付けてあります。

 

車両に戻し、5シリーズ用のグリルをペタリ、と。

Img_3248

チャイルドシート用ブラケットのカバーにかかってますが、固定されている部分なので問題なし。

コーディングでBowers&Wilkins設定にしてあるので、DSPでの音場設定も可能になりました。

 

これにて、オーディオ系の改造は終了、かな。

 

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2021年8月 4日 (水)

MINIへBMWのHiFiアンプ搭載

Bang&OLUFSEN製スピーカーに載せ替えた嫁車…MINI CooperSDですが、センターコンソールにスピーカーグリルを

装着したりAピラートリムにツィーター付けたりしても音が出ないまま。

アンプが無いから。

とはいえ。MINIに搭載されるアンプはHarman Kardon製一択なので、なかなか出物がない。

(コーディングでBMWと同じHiFiオプションのVOコーディングすると、そんなオプション無いぞエラーになる)

一度ヤフオクで安価に出てたんだけど、気が付いたら売り切れてて。

 

手元には、自車(320d)に載せようと用意したHiFiアンプがある…

それならコーディングだけで載せられるんじゃ?と、暑い中配線を始めました。

まずは電源。純正通りグローブボックス裏のフューズボックスF129から引く。

しかし…

Img_3112

アンプ未搭載の車両は、そもそもその回路のヒューズはおろかリレーすらなく。

それらは先日部品取りで買ったボックスから調達。

まずはリレー駆動の配線を。

Img_3111

リレーのコイル接点にも配線が来ていないのです。

片側は車両アースへ、+側はBDCの30B制御ピンへ。

そして、フューズケースも取り付け。

Img_3113

パチンとはめ込むだけです。

電源は5.5SQなんて太さにしたもんだから、太くて取り回しが大変💦

(まぁ自車の方は8SQなんで、もっときつかったけど

 

次は、アンプ搭載位置の左後のホイールハウス上へ。

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みんな大好きオライリーのメモパッド💦

幸い、このMINIのアンプ搭載位置の隣にはActive Sound Designが載っていて、そこまで大抵の配線が来ています。

ヘッドユニットからと、各スピーカーへ。CANにアンプ電源制御線も。

ただし、ウーハーとフロントスピーカーは別ケーブルになるので、フロント左右へと、センタースピーカー用は新規で引きます。

 

コネクタのターミナルを抜き差しして、HiFi system HARMAN KARDONの配線同様に結線していきます。

終わったらアンプを純正位置に固定。

Img_3246

(ほかにも、後々悪戯するためにと、ついでにFBASやMOSTの配線も引いてあります)

さて、このままでは電源が入らないのでコーディングします。

まず、HiFi system HARMAN KARDONのVOを追加してBDC(Body Domain Controler)をコーディング。

これでヒューズボックスに追加したリレーが作動して電源が供給されるように。

 

次はHeadUnit。

まずはBDC同様VOコーディング。

次にCAFD…HeadUnitのパラメタを弄ります。

接続されているアンプが「HiFi system HARMAN KARDON」になっているので、(純正MINIには無いけど)「HiFi」に変更。

 

これで単なるHiFiアンプでも無事に音が出る様になりました。

バランス・フェーダーを弄って、全てのスピーカーから音が出るのを確認して。

 

もうちょっと低音が出るかな?と思っていたのですが、結構上品な音でした。

 

実はここまで1週間程度かかっています。

リア内装を分解したまま放置してたので、嫁から苦情が💦

今日やっと綺麗に戻せました。

 

次は自分の車の方…トランクの内張、全部剥がれたまま1か月近く放置されているんです。

(先月福島に行ってきた時も、そのまま行ったという…

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2021年8月 3日 (火)

ミス…

先月コロナワクチン接種の副反応💦で、ちょっと高額な車両電装品を購入したわけですが。

もともとはコレ。6WAのアナログメーターなインストルメントクラスター。

Img_3234

 

今日到着して、いそいそと車に搭載しようとノートパソコン持ち込んで。

まずは部品を交換。

Img_3235

フル液晶のメーターなインストルメントクラスター、オプションコード6WBになります。

コーディングプログラムを起動して、車両のVO(vehicle order…搭載されている機能、機器の一覧)を書換えようと思ったところ。

6WBがある?既に書換えられている!?

 

そういや、この車は初回車検時にメーターパネルに傷を付けられ(預けたキーをメーター前のスペースに置いたから

車を移動するたびに左右に動き、透明カバーに線傷が)、新品のメーターになったんだった。

その交換作業で、何故か1日仕事だったのが不思議だったんだよね。

(普通に新品メーター交換なら、15分程度で終わるはず)

 

となると、その時にVOを間違って書換えて、正常に動作しないからと一日かけてECUのパラメータを辻褄合わせしてたんじゃ?

 

おかげで、届いたメーターに交換して正常に書換えてもエラーだらけ。

そりゃ書換えたいろいろで、古いタイプが繋がってるって思ってるんだもん。💦

 

まぁあのディーラーさんは、辻褄合わせが出来る程度に技術力があるから。w

(コンピュータ系は僕の方が知識量が上なのは、工場の方々と本音で語り合ってw判明)

 

次回訪問した時にでも、初回車検後の作業、本当のところを聞いてみよう。(意地悪

 

 

追記:インストルメントクラスターが接続されている(通信先)のFEM…Front Electric Moduleを初期化したところ

インストルメントクラスターが車両に見える様になりました。確定。

 その後、ECUのフラッシュ手順でcdeploy、そのあとにCAFDを注入して完了。

 いろいろ初期化しちゃったので、再コーディングしないと、です。

 18日にはツインリンクでBMWオフィシャルな走行会(当選しました…M4乗ってくるぞ!)あるので。💦

 

 

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