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2021年7月

2021年7月27日 (火)

BMW車両のHeadUnit載せ替えに関する資料

先日実施した2016年式F30…320dのHeadUnit載せ替え(HU_NBT ID4後期?からID6)ですが、当初普通のID4とばかり

思い込んでいたため(コネクタなどがID4後期だとID5以降と同じだったので、僕は何もしなくて済んだ)いろいろと調査し

資料をまとめてありました。

まぁディーラー勤務の知人の、CICからの載せ替えなどに役立つだろうと負け惜しみ。w

日の目を見ないのもかわいそうなので、掲載しておきます。

他にも付随のATMや地デジチューナー、アンプなども調査したので、それらもメモ代わりに後々あげておきます。

 

まずHU_NBT ID4の後期ではないものと、後期以降~ID6の違いを並べて。

 

HU_NBT ID4                                                                      ID4後期~ID5、6

connector   pin   to connector   pin   to
A42*1B QUAD 1 RR+HR+ SPorAMP A42*1B QUAD 1 RR+HR+ A37-1B-8
    2 FR+VR+ SPorAMP     2 FR+VR+ A37-1B-9
    3 FL+VL+ SPorAMP     3 FL+VL+ A37-1B-38
    4 RL+HL+ SPorAMP     4 RL+HL+ A37-1B-37
    5 RR-HR- SPorAMP     5 RR-HR- A37-1B-16
    6 FR-VR- SPorAMP     6 FR-VR- A37-1B-17
    7 FR-VL- SPorAMP     7 FR-VL- A37-1B-30
    8 RL-HL- SPorAMP     8 RL-HL- A37-1B-29
    9 K-CAN low       9 K-CAN low  
    10 n.c.       10 n.c.  
    11 K-CAN high       11 K-CAN high  
    12 GND       12 GND  
    13 Radio on       13 Radio on  
    14 light-on?       14 light-on?  
    15 POWER 12V       15 POWER 12V  
    16 n.c.       16 n.c.  
    17 mic.+ TCB     17 mic.+ ATM
    18 mic2+ TelMic.     18 mic2+  
    19 mic2- TelMic.     19 mic2-  
    20 n.c.       20 n.c.  
    21 FBAS+ Camera     21 FBAS+ Camera
    22 mic.- TCB     22 mic.- ATM
    23 shield FBAS Camera     23 shield FBAS Camera
    24 FBAS- Camera     24 FBAS- Camera
    25 shield mic2 TelMic.     25 shield mic2  
    26 shield       26 shield  
    27 FBAS-       27 FBAS-  
    28 FBAS+       28 FBAS+  
    29 EtherData OBD8     29 ETH_A A173*10B3
    30 aux-in left       30 aux-in left  
    31 EtherTX+ OBD12     31 n.c.  
    32 EtherTX- OBD13     32 n.c.  
    33 shield mic TCB     33 shield mic ATM
    34 n.c.       34 FBAS+ VideoModule
    35 aux-in right       35 aux-in right  
    36 shield aux-in       36 shield aux-in  
    37 EtherRX+ OBD3     37 n.c.  
    38 EtherRX- OBD11     38 FBASshield VideoModule
    39 shield aux-in       39 shield aux-in  
    40 n.c.       40 FBAS- VideoModule
A42*2B black 1 MOST   A42*2B optical 1 MOST  
    2 MOST       2 MOST  
A42*3B black 1 shield   A42*3B OARB 1 n.c.  
    2 FBAS+       2 EtherData- ATM
    3 FBAS- VideoModule     3 n.c.  
    4 n.c.       4 EtherData+ ATM
    5 n.c.       5 n.c.  
    6 n.c.       6 n.c.  
    7 FBAS       7 n.c.  
    8 FBAS+ VideoModule     8 shield ATM
    9 shield VideoModule     9 n.c.  
    10 n.c.       10 n.c.  
    11 n.c.       11 n.c.  
    12 n.c.       12 n.c.  
              13 n.c.  
              14 n.c.  
              15 n.c.  
              16 n.c.  
              17 EtherTX+ OBD12
              18 EtherRX+ OBD3
              19 EtherRX- OBD13
              20 EtherTX- OBD11
A42*5B violet 1 APIX-data CID A42*5B violet 1 APIX-data CID
    2 APIX-data       2 APIX-data  
    3 APIX-data       3 APIX-data  
    4 APIX-data       4 APIX-data  
    5       5  
    6 GND       6 GND  
    7 shield       7 shield  
A42*6B black 1 AM/Fmsignal   A42*6B black 1 AM/Fmsignal  
A42*7B yellow 1 DABband3   A42*7B yellow 1 DABband3  
A42*8B green 1 DAB-L roofATM A42*8B green 1 DAB-L  
A42*9B blue 1 GPS            
A42*10B yellow 1 USB-GND glove-box          
    2 USB data            
    3 USB +            
    4 USB data            
    5 shield            
A42*11B yellow 1 USB-GND aux-in A42*11B yellow 1 USB-GND aux-in
    2 USB data       2 USB data  
    3 USB +       3 USB +  
    4 USB data       4 USB data  
    5 shield       5 shield  
A42*12B black 1 shield ETC          
    2 data ETC          
    3 data ETC          
A42*13B black 1 USB-GND base-plate          
    2 USB data            
    3 USB +            
    4 USB data            
    5 shield            
A42*14B yellow 1 VICS            
A42*15B black 1 USB-GND            
    2 USB data            
    3 USB +            
    4 USB data            
    5 shield            
A42*16B green 1 bluetooth   A42*16B green 1 bluetooth  
A42*18B black 1 FMsig   A42*18B black 1 FMsig  
A42*20B violet 1 SDARS roofATM          
A42*21B gray 1 VICS   A42*21B gray 1 VICS  
A42*22B black 1 WLAN   A42*22B black 1 WLAN  

信号名やコネクタ自体が違うものを赤文字にしてあります。

大きな違いは、地デジ(video mocule)用コネクタが無くなりQuadLockに収容されたこと。

そしてOBDポート(ゲートウェイモジュール経由)やATMからのGPS信号(Ethernet伝送)が20ピンのOABRコネクタに。

それに伴い、GPSコネクタが削除されています。

 

次に、通信モジュールのTCBとATMの違いは

TCB                            ATM

connector   pin   to connector   pin   to
A231*1B   1 POWER   A331*1B OABR 1    
    2 n.c.       2 ETH-TX+ EVO A42*3B-4
    3 n.c.       3 Shield EVO A42*3B-2
    4 n.c.       4 ETH-TX- EVO A42*3B-8
    5 K-CAN+ FEM     5    
    6 K-CAN- FEM     6    
    7 crash-sig?       7 K-CAN+ A231*1B5
    8 n.c.       8 Shield?  
    9 n.c.       9 K-CAN- A231*1B6
    10 n.c.?       10    
    11 shield?       11    
    12 mic.-?       12    
    13 mic.+?       13    
    14 GND       14    
    15 n.c.       15 mic.+ A231*1B26
    16 n.c.       16 mic.- A231*1B25
    17 Act.LED       17 shield A231*1B24
    18 EmCall-sig       18 shield A231*1B11
    19 EM-speak       19 mic.- A231*1B12
    20 EM-speak       20 mic.+ A231*1B*13
    21 n.c.   A331*2B   1 crash sig A231*1B7
    22 n.c.       2 LED A231*1B17
    23 n.c.       3 emCall-sig A231*1B18
    24 shield       4    
    25 mic.-       5    
    26 mic.+       6    
A231*2B blue 1 USB data   A331*3B   1 EM-speak A231*1B19
    2 USB +       2 EM-speak A231*1B20
    3 USB data       3 POWER A231*1B1
    4 GND       4 GND A231*1B14
A231*3B black 1 signal       5    
    2 signal       6    
A231*4B black 1 signal   A331*7B   1 signal  
              2 signal  
          A331*8B   1 GPS  

主要な信号が26ピンコネクタ1つだったものが、3つ(1つはHUと同じ20ピンのOABR)コネクタに分かれ、

そしてGPS信号を伝送するEthernetラインが増えたこと。載せ替えのためには、この信号のケーブル(2芯STP)を追加敷設する必要があります。

もちろん僕の車両の様に、ID4後期であればTCBでなくATMが載っているはずなので、これらの追加配線は不要です。

 

閉鎖された海外の某所の配線図ではなく、国内向けの資料を基に調べたので、多分間違っていないかと思います。

(少なくとも、自分で現車確認済み)

 

まぁ間違いを見つけたらこっそり教えてください。💦

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F30へのツィーター増設(交換も

嫁車…MINI Cooper SD F55へのBang&Olufsen製スピーカー搭載は終わり、自分のBMW 320d F30の方に取り掛かります。

納車直後にカロッツェリア製10cm2wayに交換してあるものの、標準のウーファーをBowers&Wilkins製に交換したら音の繋がりに

違和感を感じたので早々に。

 

ドアトリム剥がしは、前後とも内側のドアハンドルを外してT20のトルクスタッピングビス2本だけ。

後はプラスチック製の内張剥がしでべりべり。ドアに対して手前に引くだけです。上に持ち上げてはいけません。

 

フロントは、もともとツィーター別だったので、それぞれを交換。配線は多少手直ししています。

Img_3193

バッフルは製図して切り出したMDF製に、防水のウレタン塗装したもの。

 

リアドアは、MINI同様ツィーターの装着穴が開いていません。なので、以前は同軸にツィーター搭載タイプでした。

装着済みのスピーカーを外そうと思ったら、帯域ネットワークがドアの内部に。それも制震材のブチルゴムの中。💦

両手が真っ黒になってしまった…

 

剥がしたドアトリムを見ると、MIDスピーカーのグリルの上方に

Img_3204_20210727160301

MINI同様、うっすらとツィーター取り付け部分に印が見えます。

拡大すると

Img_3205_20210727160301

ここも裏側に穴の中心をけがいて下穴をあけた後、表側から50mmのホールソーで一気に開口。

(そうしないと、表面のビニールが破れたり毛羽立つので)

Img_3206

ツィーター取り付け後はこんな感じ。純正とまったく同じに見えます。満足。

 

Top HiFi用DSPアンプを載せた(出力9ch)ので、リアのトレイにもスピーカーが付けられます。

サラウンド機能があるので、出来れば載せたい…

本来であればスピーカー有用にトレイ一式交換なのですが、国内に在庫があるはずもなく(トレイ交換が必要な車両は全損でしょう)

本国からの取り寄せじゃ送料が恐ろしい金額になるのも目に見えています。

ここは標準のスピーカー穴の無いトレイを加工して…と。

 

今後暑くなると思うと、作業したくない。💦

 

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2021年7月26日 (月)

MINIのHiFiオーディオretrofit(リア・ツィーター追加

先日、Aピラートリムにツィーターを増設したのですが(結線はアンプの後)、リアはまだ。

ということで、今日はリアドアにツィーターを埋め込みます。

標準状態は…

Img_3197

まずドアトリムを外します。ドアレバーのカバーを外したところ、ウィンドスイッチを外したところ、

そして下部のカーテシランプ近くの3か所にT15トルクスのタッピングビスがあります。

それらを外したら、プラスチックの内張はがし。

ドアトリムの内側には、ツィーター取り付け位置にマークがあります。右中央の円。

Img_3198

ここの中央をけがき、Φ50のホールソーで穴をあけます。

Img_3199

周辺のバリを取ったら、HarmanKardon用ツィーターグリルにはめ込んだB&O製ツィーターを取り付け。

設置済みのMIDから、信号を並列に取り出す信号ケーブルも。

Img_3200

あとは元通りに組付け

Img_3201

あまり弄らないと決めていた嫁車なのですが…結構手をいれてしまっている気が。💦

Img_3203

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2021年7月25日 (日)

F30に Harman Kardon SA688 Top Hifi L7 Logic7 Amplifier retrofit

暑くなってきてダラダラ続けてきたMy F30の改良、今後は更に暑くなるのはわかっているので、オリンピック連休で一気に

進めました。

 

先に補足。

ドアへのスピーカー配線、車両との結合部のコネクタは

Img_3153

こんな感じで外せます。最上部の半月型の窪み?にマイナスドライバーなどを挿しこみ、一気に持ち上げる。

外れたあとは、残ったコネクタの受け(車両)側の上部にラッチがあるので、それを押し込むと車内側も外せます。

 

さて、いろいろ迷走していたアンプは、というと。

Img_3154

Harman Kardon SA688 Top Hifi L7 Logic7 Amplifier 

アナログ伝送ではなく、MOST…光ファイバー伝送。そのうえ内蔵DSPでサラウンドも。ラベルにドルビーマークが記載されています。

冷却ファン必須なので、家に転がっていた92mmのPCファンを50℃のサーモスタット経由で搭載。

固定プレートが届いていないので、トランク底面に養生テープで仮固定ですが。💦

 

さてここまで時間がかかった理由の一つ、電源の8SQの圧着工具は

Img_3141

Img_3142

強力な武器(意味は多様でw)です。重いし固いし。

 

車両に搭載後、ISTA+で車両機器の接続を見ると「AMP_TOPHB」が追加されました。

E-SYSでSA688(TOP HiFi)を追加してコーディング。

その後、アンプを車両に合わせてフラッシュします。(MOSTデバイスですが、僕の車両のHUはVIN純正なので

E-NETケーブル~HU経由でそのまま可能で、ICOMは不要)

Img_3151

いきなり車両警告ラッシュ💦

MOSTデバイスのフラッシュはKOMBIなどにも影響する様で。

HU(CID)もフラッシュのステータスが出てきます。5分程度で終了。

 

そして再起動後は…

Img_3152

Logic7の表示とイコライザなどが追加されました。

 

ディーラーに発注してあるアンプ搭載用プレートは2か月経っても届きません。

まぁこれが交換になる様な事故だったら、ほぼ皆さん乗換えでしょう。だから国内には在庫は無い。

並行して本国発注したものも2か月待ちとのことなので、まだしばらく仮置きが続くでしょう…

 

次はリアトレイにスピーカーを追加しないと。

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2021年7月20日 (火)

BMW 320d F30LCIの純正オーディオretrofit(サブウーファー交換…力技

さて、先日標準オーディオのサブウーファーを分解してB&W製に入れ替えようとしたら、口径が大きくて箱に入らなかった件。

ヤフオクでHiFiオプションのサブウーファーを落札し、それに入れ替えてみようと思います。

Img_3105

大体同じに見える…こちらは標準オーディオのモノと違い、ビス4本でケースに取り付けられています。

HiFiオプションだと…これはHarman Kardon製?それともAlpine?

 

しかし分解してみると…この箱も口径が小さく、そのままではB&W製ウーファーが入らないという罠。💦

(BMW純正パーツで購入したくても、サブウーファーは箱セットなので違うということに気が付きませんでした

 

でも、観察してみたら標準オーディオの箱と違い、ふちが結構あります。標準は狭い口径のまま箱のサイズ。こちらは

箱自体は大きい。

ということで力技で対処。このふちを、取り付けるウーファーの径まで広げて無理やり押し込む計画。w

Img_3106

Φ2.5mmのドリルで広げたい口径の円周上に穴をあけ、それを繋いで切り取ります。最後にやすりビットでふちを綺麗に。

Img_3107

やっと綺麗に収まりました。もちろん取り付けるときに密閉出来る様、ふち部分にパッキン材を挟みます。

口径以外は固定ビスの径、位置とも同一でした。

このサブウーファー、側面に開口していて、低音をサイドシル内部に送る構造になっています。

この箱はとても小さいのに結構な低音が出るのは、そんな構造だからなんでしょうね。

 

さて、そろそろTopHiFiアンプの出番だ。💦

8SQの圧着加工、工具から準備しないと。(本末転倒

 

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MINIのHiFiオーディオretrofit(フロントツィーター追加

標準オーディオの嫁車、サブウーファーとミッドレンジはB&O製に交換済み。

近日、自分の320d用に買ってあったHiFiオプション用アンプを搭載予定…だけど、そうするとツィーター増設も、と。

純正オプションを見ると、リアドアは内張に穴開けて取り付け、フロントはAピラートリムが専用品。で、値段は…

片側1.6万円ですか💦

両側数千円のツィーター付けるのに、その10倍以上のトリム買う気にはならず、トリムを加工してみました。

外して…しばらくはこのまま。💦

Img_3122

治安の悪い車ですね、えぇ。

部屋に転がっていたスピーカーがツィーターにほぼピッタリのサイズだったので、これを加工します。

Img_3124

(ピッタリ過ぎたので、ヒートガンで炙ってツイーターユニットを押し込み)

トリムの曲線に合わせて切りましたが、多少隙間が空いたのでエポキシパテで埋めています。

次に

Img_3127

ざっとマスキングして、凹凸を見るためグレーのプラサフを。

このあと、耐水ペーパーで綺麗な曲面が出る様に研いでいきます。

そして、久々にコンプレッサーに電源を入れて

Img_3143

下地が隠れるまで通常の光沢黒。

そのあと、トリムの色合いになじむ様、艶消し黒を吹いていきます。

 

完成。

Img_3144

まだ配線は繋いでいませんけれど、アンプ取り付けのプレートが届いたら一気に結線。(車両のコーディングも

結構純正っぽく馴染んでいます。

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2021年7月 9日 (金)

BMW 320d F30LCIの純正オーディオretrofit(通線と、一部スピーカー配線

嫁車(F55 MINI CooperSD)の純正標準オーディオのスピーカーをBMWのかなり上位モデルのBANG&OLUFSENに交換したのがちょっと前。

一方僕の320dの方は、納車直後にMDFでバッフルを作成したものの、入手が簡単なcarrozzeriaの10cm2wayモデルを搭載。

以前ならそこそこ音が良かったと思っていたのに、やはりMINIの方が…と感じてしまい、重い腰を上げました。

 

320dのスピーカーはBANG&OLUFSENでなく、やはりオプションになっているBowers&Wilkins製に決定。

そうすると、標準ヘッドユニットの内蔵アンプでは物足りず。

MINIの方は(SD…ディーゼルなのに)ASD…ActiveSoundDesignが装着されおり、ASDのアンプ自体はHarman Kardon製。

 

最初はHiFi Audioオプションのアナログ入力アンプの搭載を検討。

梅雨の合間に配線をトランク左サイドの搭載スペースから各スピーカーと、ヘッドユニットまで引き始めました。

Img_3056

ドアのサイドシル部分を通し、助手席シートを外します。

サブウーファーのカバーを外すと助手席足元のカーペットをめくることが出来る様になります。

ここの配線ダクトを経由し、ヘッドユニット、そして右サイドのスピーカーへ配線が繋がっています。

ちなみに、下部の発泡樹脂の窪みの部分がAppleCarPlayで必要な純正WLAN用アンテナの設置場所。

ついでに設置し、ケーブルを引き回しておきます。

 

あ、アンプの前にサブウーファーも交換しようと…

Img_3060

F30LCIの標準は、エンクロージャーに「接着」されていました。コスト削減なのか💦

苦労して剥がしたっていうのに

Img_3061

B&W製サブウーファーの口径が5mmほど大きく、入らない。

どうりで接着されているわけです。最初から流用出来ない大きさなのですから。

これは近日、中古のHiFiスピーカーシステム用ウーファーを入手しないと。

 

センターコンソールも外し(表からねじ一つ見えない構造なので、パズル解く感じ)

Img_3062

後席エアコン用のエアダクトが、振動止めなのかゴムバンドで💦

Img_3063

ヘッドユニットの位置まで、アナログ伝送ケーブル(4対)、アンプ制御線、地デジチューナー用のFBASケーブル(STP)にMOSTの

光ケーブル1対。

これ以外、右側スピーカー用の3対(フロント、リアドア、サブウーファー)のケーブルは、カーペット下をそのまま這わせ

運転席シートを外したところのダクトへ通線。

 

MOSTの光ファイバーは、接続機器をループする様に配線します。

今はヘッドユニットとメーターパネルが直結されているので、この片側を外し、今回通したものに入れ替えます。

Img_3071

外した緑ファイバーは、保護兼ねてハウジングに入れて放置。

Img_3072

ヘッドユニット側も同様に。トランクルーム側は機器がまだ繋がっていないので、ループケーブルを付けておきます。

FBASのSTPも地デジチューナーを設置する前提でQuadLockコネクタの所定のピンに差し込んでおきます。

と、ここまで配線通したのに…アナログ伝送の配線を、既存の直スピーカー配線と入れ替えが面倒だなぁと思い始め。

(標準のスピーカー出力ピン=アナログ伝送信号ピン、なので、この狭いQuadLockコネクタからピンを抜かなきゃならない)

地デジチューナー用にMOSTケーブル引いたんだし、それなら光伝送のTopHiFiアンプにすればいいんじゃ?と。

どうせTopHiFiのアンプも転がってるし。載せようと思ってたHiFiアンプはMINIに搭載すれば無駄が無いんだし…

 

ということで、後日このアナログ伝送用の4対ケーブルとアンプ制御線は撤去決定。💦

 

で、今日のところは。

TopHiFiアンプの電源コネクタは6SQ指定なんですが、用意した配線が8SQ。どちらにしてもオープンバレル(!)のターミナルに

圧着出来る工具が無いので、そちらの準備が揃ったら、です。(暑くなる前にやりたいけど💦

 

この後、本来ならアンプが繋がらないことにはスピーカーの配線は弄れないのですが、どうせリアドアなんて音出なくても

いいだろ、と入れ替えをしちゃいました。

リアドアの取り付け部のコネクタを外し(フロントドア側から外すと簡単です)、車両側のコネクタから4極のハウジングを外し

Img_3075

この1対がリアドア用スピーカー配線。

このターミナルを抜いて、新しく引いた配線(もちろん同じ形状のターミナルを圧着)を差込みます。(赤黒のツイスト線

Img_3076

抜いた元のピンは、ヘッドユニットの出力が出ている状態なので、2極のハウジングに押し込み、空きスペースへ。

 

さて、次に作業出来るのはいつになるか…(天候と部材・工具の到着待ち

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2021年7月 2日 (金)

Orage Pi 4G-IoTにandroid8.1を導入してみる

最近ジャンクオーディオと車のことばかりだったので、たまにはちょっと技術的な話も、と。

 

机の片隅に積まれたままだったOrange Pi 4G-IoT。Android6.1?がプリインストールされていました。

もちろん、多少の妙な中華アプリもセットなのはご愛敬で。

弄ってみたものの、アプリを一から作るのも面倒。

とはいえGooglePlayは無いし、apkを直にインストールしても開発者サービスは落ちまくる。

改善出来るかわからないけれど、とりあえず8.1を導入してみました。

Img_3044

 

※いろいろ罠があったので、メモ

Orage Pi 4G-IoTはMediaTek製プロセッサ搭載、microSDでのOS起動ではなく内蔵されたNANDメモリで起動します。

Androidスマフォと同じです。(というか、載ってるプロセッサ自体が、そう

 

環境:ホストPC Windows10(x64 ~(MicroUSBケーブル) ~ Orange Pi

 

まず必要なソフトウェアをダウンロードします。

MediaTek用の「Smart Phone Flash Tool」

 

※そして、Windows10では不要、と記載されている同メーカー用のドライバー「 Driver Auto Installer」

まず、デバイスマネージャを開き、電源プラグ無しでUSBケーブルを接続します。

5秒ほど、デバイスマネージャに「MTK…」というデバイスが出ますので、すかさずダブルクリックし、ドライバの更新。

「Driver Auto Installer」を展開した中、「SmartPhoneDriver¥x64」を指定、MediaTek VCOM Driver」をインストールします。

これやらないと、FlashToolがOrange Piを認識しません。

 

 

ドライバ導入が済んだら、一旦ケーブルを抜きます。

 

Flash Toolの使い方はマニュアルにもありますが(落とし穴もあり)、起動して「Download」タブを選択、「Scatter-Loading File」で

インストールしたいOSイメージのパーティション情報などを選択します。

Flash-tool

Jumper J5は挿入したまま、「Download」ボタンを押した後にケーブルを接続します。

※マニュアルには、ケーブルを挿し、側面の赤LEDが点灯したらDownloadを押すと書いてありますが…

ブート時のVCOMドライバーが有効なのが、1~5秒程度なので

 

 

ということで、無事にAndroid8.1になりました。

Img_3045

apkインストールしたんですが、開発者サービスは落ちないものの、今度はGooglePlay自体が起動しない。💦

 

 

 

 

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