このところ、ちょこちょこ弄っている2台のBMW車両。
今回はオーディオ周りを改善するために調べたことなどを…

オプションによる機器構成や接続関係はこんな感じです。
1.標準だとHeadUnitの内蔵アンプから直接スピーカーへ。
出力は4chで、スピーカー数はフロントの左右のMidと並列接続されたシート下サブウーファーの計6個。
帯域フィルタ等は無し!
2.ASD(アクティブサウンドデザイン…仮想エンジン音を付与する微妙な機構)のみ搭載。
HeadUnitからの4chスピーカー出力は、そのままASDへ。ASDでは一旦A/D変換し処理後D/A、
パワーアンプを駆動し4ch出力6スピーカー。ここは標準構成と同じです。
3.HiFi仕様。(ASDの搭載が無いオプションもあります)
HeadUnitからの4chスピーカー出力は、上記同様。
ASD経由でも、ASD無しでもHiFiアンプへ4chアナログで入力されます。そしてASD同様A/D変換され、トーンコントロール等を
経てD/A、パワーアンプへ。
ただし、この構成だとサブウーファーとフロントセンタースピーカーは別chになり、計7ch出力です。
スピーカー数は、各ドアとフロントセンターに「Mid+Tweeter(ローカット有」で10、サブウーファー2で、計12個。
4.TopHiFI、Indivisual仕様
HeadUnitからの音声出力はアナログではなくMOSTのデジタル…光ファイバとなります。
TopHiFiアンプ内部で純粋なデジタル処理が行われ、出力はHiFI仕様+リアトレーの2ch、計9ch。
スピーカー数は、各ドアとリアトレイ、フロントセンターに「Mid+Tweeter(ローカット有」で14、サブウーファー2で、計16個。
DSP搭載の場合、HeadUnitから制御可能、過去にはLogic7とも呼ばれていました。ドルビーマークが入ったアンプだったり。
このあたり、ISTA+を調べる限り他車種流用が可能の様です。そもそもMINI用のアンプは1、2シリーズ共用部品番号。
F型に載せるには、E型の終わり以降…アンプの取り付け金具との部分がV字になっているタイプが必須。
またTopHiFiアンプであれば、コネクタが3個(丸ピン20P、電源2P、MOST集合4P)あるもの。
DSP付の場合、アンプのメーカー名がHarmanKardonで、ラベルにはドルビーのライセンスが記載されています。
※E型初期のアンプはコネクタ2個のものがあります。20ピンのスピーカー出力と、電源+MOSTのみ。
※DSP付アンプ、もしかするとASD機能が内蔵されているのかもしれません。そのうち試験してみます。
まぁ上位グレード(3シリーズに7シリーズのアンプなど)の載せ替えだと、出力が過剰に大きい。💦
スピーカー自体はシリーズ通して同じ。
ただし、標準仕様であればウーファーの配線は太くしたい…まぁ標準仕様だとサブウーファーとフロントドアが
共用なので、最初から別に引き回さないとダメですね。
実はHiFi仕様でハーネスを作成済みなんですが…IndivisualのDSP付アンプ(Logic7)が手に入ってしまったので無駄になりそう。💦
(MOSTの光ファイバは、地デジチューナーで必須なので敷設済み
追記:
ヤフオク辺りで売っているBMW用アンプですが、実はASDというのが多数見つかりました。
まぁASD自体4chのアンプも兼ねているので、大きく外れちゃいませんけれど(銘板にもAmplifierと)。
retrofitしたい方は、部品番号を確認しましょう。
追記2:
アンプの種類、大まかに2種と書いていますが、実際は製造メーカー毎の差があります。
HiFiとTOP HiFiはスピーカー数の違いと、伝送方法の違いが大きなものですが、
アナログ伝送(HiFi系
・HiFi
・HiFi system HARMAN KARDON
・High Premium
デジタル(MOST)伝送
・TOP HiFi
・Indivisual Sound
・HARMAN KARDON SURROUND SOUND
という感じです。
TOP HiFi系は、内蔵DSPによりHUのコーディングでB&OやB&W設定に出来る、というのも。
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