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2021年1月

2021年1月 7日 (木)

COMBO384と、DIYINHKのアイソレータ基板のこと

PC-DSD出力では大勢となっているItary製Amanero COMBO384。

最近では他社製…XMOSなども出てきていますが、頻繁にファームがアップされて不具合修正やら機能向上が行われている点、マニアには好まれている様です。

ウチでも2015年くらいから数個使っていますが、最近入手出来る中国産の…いわゆる「パチモン」は純正ファームが書き込めなかったりします。

これもロシア産の書き換えツールで対応出来ちゃうんですが。💦

(一番酷かったのは、ファーム消去のピンに互換性がなく、プルアップじゃなくてプルダウンしなきゃ消せなかったもの)

 

さて、このCOMBO384ですが、USB(PC)からの電源でGND共通にして動かすとノイズが大きいという面が。

推奨回路でもアイソレータを挟む様勧めています。

これまでは信号切り替えなどの回路部分でアイソレータを入れていたのですが(ISO7640など)、これも以前DIYINHKで部品を買ったときにオマケで付いてきたアイソレータ基板が転がっていました。

 

DIY IN HKということで、香港のオーディオ自作系通販サイトですね。

結構新しめのパーツや基板が揃っていました。確かウチのAK4490は、ここで買ったはず。

 

さて、このオマケ基板はCOMBO384と同サイズ、重ねて使える配置になっている、のですが。

COMBO384のDSD F(DSD64、128の識別信号)やF0~F3といったオーディオ信号情報用の信号は全部GNDに落ちています。

そのまま繋ぐとDSD Fが短絡する、と。F0~はオープンドレインなのでセーフ。

 

DACへの信号として取り出したいのに、このままでは無理なのでアイソレータ基板を改造しました。

Img_1909

GNDに落ちているのは、COMBO384とアイソレータ基板の接続点なので、そこをΦ1.6のドリルでバカ穴に。

そうすると、COMBO384から上がってきた信号がそのまま出てきます。

もちろん、この信号はアイソレーション(遅いので、フォトカプラ等で十分)しなくてはいけません。

写真の例だと、COMBO384の3.3V出力も取り出しているので、ここに2x5のコネクタ繋げて回路に引き出します。

 

アイソレータ基板にはI2C含めて3個のアイソレータが載るようになっていますが、I2Cとか要らないよなぁ…。

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