先日修理(オフから確保時には壊れていない様だったが、半田クラックとオフセット電流調整、電解コンの交換)をしたバブル期のミニコン・アンプTA-V9900が気に入って、仕事机の片隅に置いています。
そこに、仕事用PCからUSB→DSD再生した音楽を聴いていたのですが…アンプだけでなくCDも欲しいなぁと。(目的と手段が逆なのは毎度
ということでサイズが同じCDP-M54を入手しました。ジャンクですけど。
(CDP-M51持ってるんですが、DAが新しくなっているので興味本位
ジャンクの理由は、ディスクトレイが開ききった瞬間閉まってしまう、という…恒例のもの。
トレイの状態検出用スイッチを半田吸って取り外し、接点を洗浄して修理完了。
※くれぐれもサンドペーパーで磨かない様に。接点のメッキが剥がれ、すぐに故障します。
さて本末転倒なこのblog(と管理人)。このままで終わるはずはありません、もちろん。
電源系の強化(コモンモードフィルタ追加、汎用ケミコンからアナログはMUSE系デジタルはOSコンへ、±5Vの電圧を±8.3Vへ、併せてDACへの5V生成と放熱器追加)、OP-AMP交換、RCA端子を金メッキタイプへ、光出力の追加、そしてクロックを水晶発振子からTCXOへ…

クロック基板は両面テープですが。💦低ノイズのレギュレータとOSコンが載っています。
音の変化は…まぁOP-AMPの駆動電圧が上がった余裕的なもの程度でしょうか。±5Vだと、どんなものに変えても、あまり良い結果にはなりませんし。
※元は、IV変換にTL082CP、バッファにRC4558Pでしたが、それぞれOP2604AP、LME49720NAになっています。
ついでに、アンプとセットでサイドウッドを作成して取り付けてあります。

メーカー純正はMDFに突板という…ハリボテなので、湿気を含むとボコボコに崩れますが、こちらは柾目ローズウッド材の一枚板。前面だけ突板を張っています。
フロントパネルが多少幅広になっているので、そこを避けるために1mmほど中華CNCフライスで削り、サンディングシーラーを塗って削って、クリアを吹いています。穴には良さそうな径のブッシュ(おそらくバイクか自転車用)を圧入。
このサイズのチューナー、無いんだよなぁ。9900シリーズのは、モジュール式で音はアレだし。
KENWOODのミニコン用を探してみるか…(さらに沼
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