魔改造…ONKYO K-522THMの件
実は夏休み前(と言っても休めませんが)、暇つぶし用にONKYOの3ヘッドカセットデッキK-522THMを入手してありました。
もちろんジャンク品ですが。💦
音がそんなに良いという評判もありません。ただ3ヘッドデッキで試したいことがあったのです。
まず買ってきて当初の不具合を修理します。
この手の機種お馴染みのフタが開かないという点は駆動ゴムベルトの切れや伸び、弾性が無くなるといういつものパターン。
ついでに徹底的にメンテしようとメカを完全に分解してみたところ、グリスの固化でカムの回転が渋くなってたり、別のゴムが伸びていました。
再度組みなおし、OPENボタンを押すと…開いた後、しばらくして閉じる。
スイッチを確認すると、CLOSE位置検出のマイクロスイッチのヒンジが折れていました。
サービスマニュアルの型番で検索するとディスコンになっていました(当たりまえ)ので、似たサイズをMISUMIに注文。
届くまでは、そこらにあったプラスチックの端材をくっつけてしのぎます。
ここまでで、転がっていたカセットテープは問題なく再生出来ました。修理完了。
さて本題。
こいつを買った本来の目的は…
録再ヘッドそれぞれのR,Lに0.3mm厚の銅板を切って折ってシールドを付けてみました。
以前から、カセットデッキのヘッド回りは微小な電圧を扱う場所なのにテキトーにシールド線が半田付けされているなぁ…と思っていたので。
特にこの機種は、一応のシールド板がねじ止めされているものの、ヘッドの直下を前面VFDへのFPCが通っていますから。
さて、これで再度テープを再生すると…(インデックスにComputer Musicと書かれたAXIA PS-Ⅱには…古代祐三閣下のChallenging tomorrowやブラストパワーが入ってました。w
ノイズが格段に減っています。DOLBY NR BがONになったくらい。
回路図の方は、特段弄れる場所がなく(DOLBY系のIC出力を直に取り廻していて、OP-AMPはメータやミュージックサーチにしか使われておらず)、直流がかかったままで劣化しているであろう2次電源系の電解コンデンサをニチコン製の新品(まぁ手持ちが多いMUSEですが)に交換しました。
近日マイクロスイッチが届いたら筐体を組みなおして…どうしよう?💦
AKAIやYAMAHAのデッキが5台も転がっているってのに。
(嫁に「倉庫みたいな家は嫌だ」と怒られているこの頃
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