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2018年10月 6日 (土)

CDP-X33ESの修理と改良

先日壊れているのに気がついて手を入れ始めたCDP-X33ES。
液漏れしていたオーディオ用ケミコンは、同グレードのものは全て撤去し、ニチコンのMUSE KZへ。
デジタル系は、元はギリギリ耐圧6.3V品のもの(ESRを下げるため意図されたもの)でしたから、超低ESR品に交換。
電源引き回しの先の方にあるサーボ系は、超低ESR品で容量を増やしました。
※これで、振動での音飛びが劇的に改善しました。

ここまでやって、音を聴くと…以前ほどでは無いけれど、まだ多少音が割れます。また音量が大きくなったり小さくなったり。

ネットにこの機種のサービスマニュアルがあったので、見てみる…あとはミュート系があやしそうです。

最初は、ポップ音を減らすための(リレーでは無い方のミュート作動を緩やかにする)コンデンサの不良を疑いましたが、外してチェックすると容量抜けはなく。(せっかく外したので、在庫のあったBPのMUSEへ交換)
次に、ミュート用トランジスタを駆動しているデジタルトランジスタをチェック。

CDの制御ICからのミュート信号は正常。でも。
2段目のベースの電圧が、両チャネルともミュート解除で不安定…これではミュートが中途半端にかかっている状態です。
となると、1段目が、両チャネルとも壊れている訳で。

手持ちは…東芝のNPN型デジタルトランジスタがあったので(入力抵抗がちょっと小さいものでしたが、定格的には大丈夫)、それに交換。

ついでなので、オペアンプをLME49720にして、クロック周りのバッファを74HC04から74AC04へ。(このあたりは、そのうちTCXOにする予定)

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ということで、修理と改良の第一弾完了です。

低音が厚くなったのはMUSE KZの影響でしょう。
また、ギターのフレットを擦る音やピアノのペダリングまではっきり聴き取れるようになったのは、オペアンプ交換とクロック周り(この機種のDACはクロックの品質にかなり影響されますから)でしょうね。

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