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2018年9月 4日 (火)

TA02のキャスター

バギーをルーツとするTA02シャーシ(TA01もそうですが)。
キャスター角、スキッド角が、かなり大きいです。
これは、大きな障害物を乗り越える時、アームが斜め後方に逃げやすくするため。
角度が小さいと、タイヤに真正面からかかった力が、アームの基部に(動かない方向に)集中することになります。

 

でも、オンロードのツーリングカーであれば基本的に障害物は無く、サスペンションのジオメトリ変化が少ない(サスペンションが沈み込んだ時に、アップライトが後方に動くなどが無い)方が扱いやすいはず。
まぁそれはTA02以降のシャーシ見れば、メーカの意向が明らかで、スキッド角はほぼ0度、キャスター角はCハブで起こす様になっています。

 

じゃぁTA02は…フロントギアボックスの下側に付く、アーム取り付け部自体にスキッド角12度がついていて、普通の方法じゃ変えられません。

 

実は以前、アルミのブロックからCNCで削り出したものを自作したのですが、なかなか作れるものでも無く(知り合いの工場でお願いしたけれど、社長が世代交代したので…)良い方法は無いかと考えていました。

 

簡単に出来るのは…元のパーツを改造すること。
シャフトが通る部分を切り落とし、スキッド角0度で接着してみました。
接着と言っても、UV硬化樹脂で固めているので、そう簡単には壊れません、きっと。

 

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これで、キャスター角も0度になってしまうので、アームを定番TA04SS用を流用、4度のキャスター角のついたCハブやアップライトも他シャーシの流用で組んでみます。

 

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ホイルベースがTA02SWよりちょっとだけ長くなりますが、黒ポルシェのボディが乗りそうです。

 

 

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