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2012年6月 2日 (土)

がじぇルネ

お久し、非論理です。

 朝から打合せで都内へ向かうMEDIOに同行(便乗)です。
 渋滞前に、ボクスターで(もちろんオープン状態)入ったので、とても快適。

 そんな都内の放射線レベル。背後にはスカイツリー。Dsc00885


 0.14uSvです・・・茨城より高い。

 11時には彼の用事(仕事)は終わり、秋葉原へ移動。鈴商と秋月と千石で買い物をした後、僕だけ別行動。

 駅の中でホットドックを食べ...飯田橋へ。

 

 僕の今日の上京の一番の目的、「がじぇルネ」のプロデューサー・ミーティングです。
 

 プロデューサーの仕事は弱小プロダクションで新人アイドルを育てr 若松通称(とルネサス)が発売する(予定の)ボードの評価・市場開拓の為の地盤開発?みたいです。
 無報酬ですが、評価用のボード「GR-SAKURA」が頂ける...それも現物がまだ市場に出ていないRX63Nが載っているボードです。

 

 先日のエレキジャック・フォーラムで予告されていたらしいのですが、やっと(サポートとなる一部の人達に)公開されたというわけです。

Dsc00886
 ※ピンク色の基板が、GR-SAKURA。

 さて、3時間以上の会合中、最後の質疑応答ではかなり熱い意見が出ていました。

 まぁ僕も思っていたのですが、既に基板が出来上がっているので今更そんな事言われても...という内容も。(w

 僕なりに感じた・思った事と、そのためには?という意見を書いてみます。

1.Arduinoを意識して作成されたセット故に

 1)本家Arduino互換として動かすには性能が高すぎるCPUがもったいない

  →この性能を生かすためには、本家Arduinoから離れる必要がある。

 (互換に拘ると、足をひっぱられる

  →Arduino互換にした為、ピン配置がCPUのバスに対して連続でない。(元がAVR特化設計のArduinoなのだから、当然)

 

 (RX63N本来の性能を出そうとすると障害になる可能性が高い

 

 2)上項を逆に考えると、本家Arduinoに対して高価になるはず。まぁ若松さんの胸算用ですが

  →Arduinoと互換=同じ事しか出来ないなら、値段が高い分売れないかも。

2.Arduinoを意識して作成されたセットなのに

 3.3V駆動のRX63Nを採用した為、多くの入出力は5Vを受け付けない。(トレラントは一部)

  →互換と言っているが、Arduinoシールドで使えないものがあるかも

 さて、ここまででとても重要なことがあります。それは

 上に書いたこと全ては、「搭載されたルネサスのRX63Nには全く問題はなくて、この基板の開発(とRX63Nをこれに採用した事)に問題がある」という点なのですね。

※基板、というかこのセットを開発し販売する(予定)のは「若松通商」さんですけど。ここ重要。 :-P

 正直な感想は...「中古の軽自動車のボディ遊園地のゴーカート(Arduinoのアーキテクチャ)に、F1エンジン(RX63N)」 (言いすぎかな?

 高価になっちゃった、けどその性能が出し切れてない。

 

 Arduinoを真似て敷居を低くしユーザを取り込もうとした点、高機能の新しいマイコンを採用しコアユーザ取り込みを狙った点(これは僕の勝手な想像なのですが)、「二兎追うもの一兎も得ず」、という言葉そのものに感じました。

 僕が勝手に思っている事なのですが、メーカーさんが主導のプロジェクトならばこそ、ハード部分に注力したら良いのにと思います。

 Arduinoがユーザから発生したプロジェクトなのだから、それに対して「単なる一ユーザでは作れないもの」...例えばルネサスのIC等を使用したシールドなど。最近話題のSmartAnalogの採用なんてベストではないでしょうか。(まだICとしての製品は出ていませんが)

 もちろん、当初は使ってくれるユーザを確保するため、Arduinoでも使用出来る様にライブラリやドライバ等が必要でしょう。ですが、そのシールドの持つ(高い)機能・性能を100%使うには、ルネサスのマイコン基板(今回の様な)が必要ですよ、という売り方で行く、など。

 ようは、「Arduinoと同じセグメントで真っ向勝負するのでは無く」、「将来Arduinoを卒業した人達が(高価だけど高性能な)ルネサスのセットを使う」、という流れを作ったほうが良いのでは?と思ったのでした。

 という事で、今回プロデューサーとして参加させて頂くことに対して、僕のスタンスは。

 現状を考えて、「高機能なルネサスのRX63N」をガシガシ使うにはArduino互換というくくりを離れる必要があると考えています。もちろんフレームワークとして用意されたものは使いますが...

 まずはArduinoと関係ないシールド(の様なもの)を作ってみようかなぁ、と考え中。

※僕はAVRを使っているけどArduinoの環境を全く使いません。理由は、ハードを自分の手(プログラム)で直接叩いた方が効率が良いからです。もちろん開発効率では無く、性能の、ですが。

 enthusiastとして「それの性能を出し切る事」が、技術屋だと。(w

追記:

 上の写真。一緒に写っているのは(正月明けに)中国・深圳で買った「Arduino Mega」コンパチボードですが...USBケーブル付い100元・・・16.00USD。つまり日本円で\1,300くらいでした・・・ (--; 価格破壊。

 他に買ったのは、(mbedでは無いけど、ARM系の)

   STM32F103に周辺とタッチパネル付 2.8"TFT-LCD付き:25USD (\2,000くらい)

   STM32F103に周辺とタッチパネル付 3.2"TFT-LCD付き:35USD (\2,800くらい) 

 2つ買っても\5,000でした。(近日紹介しますが・・・この値段は・・・びっくり。

 これを見ると、「若松さんが考えている「GR-SAKURA」の販売価格は大丈夫なのかなぁ?」とか思ってしまいます。余計なお世話ですが。

 若松さん、価格の競合相手は本家Arduinoでは無く、コンパチ品の方ですよ。 :-P

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