MEDIO:
クラリオンのナビの解析も、プログラムの中まで進んでいます。
SSD系のメモリナビはWindowsCE5.0上で動いている様です(Updateのファイルを解析)が、HDDナビ系は同じSH-4系なのに独自OSの様です。
プログラム中にルネサスのCopyrightが沢山ありますし、そちら製のミドルウェアが使われて(組み込まれて)いるのも間違いないでしょう。
もともと個人的にSHは使っているので、ゲイツ社製OS上よりは解析は楽にすすみます。(w
・メモリ(記憶)領域として、SRAM、FLASH、HDD(C:~K:ドライブ)。そしてDVD(Q:ドライブ)、SDカード(S:ドライブ)が存在する。
・SRAMは各種パラメータの保存?OEM等にあわせた機種IDやパスワードなど。(盗難防止パスワードも)
・FLASHには、BIOS、BOOT領域、ナビアプリが記録されている。
・HDDには地図(C:)、CDDB(E:)、取り込んだ音楽データ(F:)、システム・アプリローダ(G:)、ユーザデータ(H:)などなど。
ナビアプリなどプログラム起動はFLASHからで、地図等のデータ読み込みはHDDからになります。
BOOTシーケンスですが、
1.FLASHの「BOOTプログラム」が起動
2.FLASHの「ナビアプリ」が起動
という流れが正常系。ですが、ナビアプリが無かった・壊れていたら、
2.メモリカード上の「アプリローダ」を探し、あればそれをG:ドライブへコピー。無ければ3.
3.HDD上の「アプリローダ」を起動し、メモリカード上(にフォーマットに則って記録された)「ナビアプリ」をFLASHへ書き込む
4.再起動画面→ナビ起動
というのが昨日までの解析結果です。
つまり、メモリカード上に(指定のフォーマットに則って)ナビアプリを入れておけば、改造パッチ当てに失敗して起動しないナビを復旧できるはず、です。(^^;
ということで、自分を信じて(w 間違いなく自殺的行為の実験開始!
(「復活の薬」を試すため、「自殺する」という感じですね...もちろん、自己責任で!)
まず、「てきと~なデータ」を「ナビアプリ」のファイル名でFLASHに書き込みます。(ここまでは、昨晩の実験※)
中身が無茶苦茶なデータですから当然起動しません。
(ここから今日の実験)
すると、
このように「BOOTプログラム」がメモリカードを読みに行きます。ここで「アプリローダ」があればHDDにコピーされ、再起動。
次にバージョンアップ画面が表示され、ナビアプリのFLASH書き込みが開始されます。
※注:表示通り、「メモリカード」からです!

再起動で、
無事、「変なもの」が起動しました。(w
BOOTプログラムやBIOSを壊さない限り、復旧の方法が確立しました。これで相当無茶が出来ます。
毎度のお約束。
こんな無茶な事をするのは、自分で責任を取れるという「ちょっとおかしな大人(?」の方だけお願いします。
「壊したらお金を払えばいいんだろ」、とか考えている方。メーカーは「想定される故障」に対して修理を行っています。自ら破壊行為を働いて、その修理を強要するのはメーカーが想定していない分損害を与えますし、もちろん「迷惑」です。
その様な考えを持つ、社会的・精神的に「お子ちゃま」な方は、このblogを見ても「あ、ここにバカがいる」と笑うだけで、実際には真似しない様に。
※メモリカードへの「ナビアプリ」の記録方法ですが、初回(昨晩)は書き込みフォーマットが間違っていて読みこめず、かな~りあせりました、えぇ。 (--;
その直後、夜遅くまでネットで必死に最近のナビの価格情報を調べたのはホントの話。(w
結局、一夜明けて頭が冷えたところで再度プログラムを見直し(解析しなおして)、今日無事復旧した訳ですが...(^^;
悪戯で定価20万円以上のナビがゴミとか、シャレにならないし。
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