LED懐中電灯の続き(2
MEDIO write:
先日から懐中電灯のLED化なんて工作を続けているのですが、実はすべてが前哨戦でした。本当の目的は...
前置き。
相変わらず「シルク」系列の100均ショップには「え゛?」という商品が売られています。ダ○ソーだと\315になるようなものでも100均の名にかけて!、という感じがしますが...
最近世代が変わったのが、USB充電器。最近セリアでも扱っている「黒いの」でもなく、白の新型?です。
製造は「コアウェーブ」となっています。JR7CWKさんのblogを拝見したところ、黒いの(BBJ01)と回路定数は一緒の様子。
そして、先人の解析した回路をさらに解析してみると。
「Lに蓄えられる電力量=出力電力」ということがわかります。チョッパのトランジスタのOn時電圧をVceとすると
Lに蓄えられる電力=出力電力=(3V-Vce)^2/(2*L) * Ton * f
Ton:トランジスタのOn時間
f:発振周波数
また、L及びトランジスタに流れる電流Ipkは
Ipk=(3V-Vce)/L * Ton
電力確保には、トランジスタに余裕があるなら、Lの値をいじるのもありですが、許容電流にも気をつける必要があるようです。
てなわけで、最終目的。仕事場の天井裏を見てたら落ちていた、マグライトもどき(微妙に違うが、造りはしっかりしている。おそらく工事業者の落し物を拾ったらしい)をLED化!です。
上記の通り(?)、Lをいじる前提なのですが、マグライト(もどき)のヘッド部分には電力用インダクタを入れる様な容積はありません。
本来ならヘッド部分を回して電源Onなのですが、LED化にあたりプッシュ式スイッチにします。それと置き換えた電力用L(秋月の22uH2Aくらいの?)を写真の様に半田付けで組上げます。
※合わせて、回路上のLの位置を、電池のマイナス極側に移してあります。
そして。これの組み込みは「テールの部分」。ボール盤で中の肉を抜いて空間を作り、押し込みます。部品の隙間はポリパテで埋めます。
スイッチのゴム蓋は接着して水に落としても大丈夫。
組み上げてみます。
年代もので、既にレンズが割れていますが。中身は秋月の1W。
で、点灯!
目くらましに使える明るさです...
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