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2011年2月16日 (水)

間違い探し~dynabook SS 2120編~

MEDIO write:

 

 出来れば二度とやりたくない。そういうことは誰にもあるんじゃないかと思います。例え趣味の延長にある事だとしても。

 今回の「間違い探し」も、多分それの一つに数えられるんじゃないかな、と。

 

 話は、ある友達からの連絡で始まります。

 某オークションで「起動する」といって売られていた「TOSHIBA dynabook SS 2120」が届いたんだけど起動しないんだよ、という内容。

 丁度週末だったので友人宅を訪問。オークションの写真(起動画面)を信じるなら、配送中の振動あたりでの不具合しか考えられず、分解して基板を観察しました。

 実装密度、筐体厚みを考えている分、BGAパッケージ+薄型多層基板はノートではあたりまえなんですが、その分生基板は「ヨレ」に弱いのです。基板に捻れ・曲げの力が加わると、BGAパッケージの部品が剥離してしまう、と。

 

 今回のdynabookもその通りだったらしく、CPUをヒートシンク上から押さえて電源を入れたら何の問題も無く立ち上がりました。

 ですが、普段使いでは全く実用になりません。クレーム付けて返品か、私に安価で売れと。(w

 

 最終的に夕食のラーメン一杯で、譲って貰いました。(^^;

Dsc01360 雪の降る春木屋駐車場にて。ちなみに20時段階、客は私達二人だけ。(--;

 

 実は部屋に、全く起動しない「dynabook SS 2120」の無線LANタイプの下半分だけ(液晶面無し)が転がっていたんですよ。(w 部品取りにするつもりだったんです、本当に。

 今回首尾良く頂いたのはCFスロットモデル。復活させて無線LANを移植出来れば...と捕らぬ狸のなんとやら。

※本来再リフローとかで半田付けし直す必要があるんですが、今回はBGA部分に無洗浄フラックスを流し込み、ガスコテでブロアを当てる方法で何とかしました。

 

 

 取り急ぎ両方の分解をして基板を見比べると、子基板へのコネクタ以外にも違いが結構あります。以下、写真(左:無線LANタイプ、右:CFスロットタイプ)と解説を。

1.基板上側(キーボードの下)、アプリケーションキーのすぐ下の部分

Dynabook1

 背後に、子基板へのコネクタがあるせいか、無線LANの方がパスコンが多いです。

2.さらにその下、BIOSのROMの辺り

Dynabook2

 無線LANタイプは、ROMの右下、0Ω抵抗(ジャンパ)が2個多いです。これは2機種の違いの別な部分(パームレスト右の、無線スイッチ or USBコネクタ)を選択しています。

3.その基板裏面

Dynabook3

 コネクタは移植済み...ですが、無線LANタイプには100pinのICがあり、他方は電源系ICが有ったり。それに付随して部品の差違が見られます。

 

 とりあえずこれらの部品を全て移せば大丈夫だろうと作業開始。

...休みだというのに仕事して、視力が落ちた深夜にこんな事をしていると。目が死にます。(--; 眼精疲労用目薬を射しながら、ちまちま作業。

Dsc01378

 0.5mmピッチのを、ガスコテで剥がしたり。

Dsc01383

 それを半田付けしたり。

 

 最終的に、問題無く移植・動作しました。

 

 でも、二度とやりたくない作業です...時間を考えると、最初から動作する無線LANタイプを買ってきた方が安く済みます。まぁ楽しかったんですが、やっている最中は。

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