新次元
MEDIO write:
まずは昨晩の記事の補足、というか。
対中国問題や「砂糖玉」偽薬問題も、問題を複雑化している部分は似ています。問題を作り出したのは上層の「悪いことを考えている一握りの人間」で、解決を妨げているのはそれに誘導されている下層の「確信犯」な「多勢の人間」という構図です。
上層の人間をなんとかするのは結構簡単ですが、下層の人間は説得も排除も出来ないと思った方が良いです。だって、自分が間違っていると思ってない(=これが「確信犯」の正しい意味です。自分は間違っていないと「確信」して「悪いことをする」。)人が沢山いるんですから。
自らの行為の善悪に疑問を持たない兵隊は、無敵に近いです。
自国内の構造上の不満※を仮想敵国に向けさせる教育を施す国々(すぐ近くに2、3国程ありますね...)、偽科学を信奉させ自らの金儲けの手先とする(存在しない)「医学協会」を名乗る企業。やり方を見ると、「頭が良い」とも言えるのかもしれませんが。
※私は社会主義・共産主義を否定しません。が、その運営が公正に行われることが実質として無い点が問題なのだと思っています。
政治的な動向については、そのうち世界的な判断(当事国以外からの圧力)が下されるでしょうが、彼の国の国民運動は恐らく日本が滅ばない限り続くでしょう。腐った指導部が無くならない限り。
さて、気分を変えて。
今日が最終日だったので、水戸芸術館に行ってきました。
以下の作者9名の作品について、世界観を表現した方法による原稿展示がありました。
1.松本大洋 「ナンバーファイブの世界」
→??不明
2.若木民喜 「神のみぞ知るセカイの世界」
→「学校の教室」の再現と、「黒板」に書かれた「作品の世界観やキーワードの説明」
3.五十嵐大介 「怪獣の子供の世界」
→「海の渦」を模したオブジェと展示
4.安野モヨコ 「シュガシュガルーンの世界」
→作品でも出てくる「装飾枠線」の様なパーティション、オブジェ
5.ハロルド作石 「BECKの世界」
→ライブハウスをイメージした展示。ドラムセットやミラーボール
6.二ノ宮知子 「のだめカンタービレの世界」
→巴里編の「サロンと、置かれたピアノ」を模した展示。原画は額装された絵画風の展示。
7.浅野いにお 「ソラニンの世界」
→黒壁に白抜文字の「モノローグ」。(それだけ?
8.今日マチ子 「センネン画報の世界」
→布(カーテン)で仕切られた部屋と、真っ白な壁に「淡々とした作品」の淡々とした展示。イメージぴったりでした
9.くらもちふさこ 「駅から5分の世界」
→漫画のコマをすべてばらばらに切り出し、凹凸のある部屋の壁に順を追って並べた展示。展示案を出した人はどう思ったのか知らないが、漫画はこうすると「読みづらい」とわかった。(w
ガイドブック自体が漫画(\400。別売です)で構成されているとか、いろいろ工夫しているのはわかるんですが...「新次元~マンガ表現の現在」と題する程では無かったな、というのが素直な感想です。(ここの部分は個々の感性の違いでしょうけど
今回展示されている作品群は近年有名になった作品ばかりで...そしてそれが「マンガ的な表現」に対しての評価では無い部分(事前調査に基づく詳細・正確な描写とか)もあり...「だから、何?」って感が。
「シュガシュガ~」とか「神のみぞ~」とか「センネン画報」とか、確かに変革をもたらした作品もあるのですが、それを展示しきれていない気がしました。素人意見ですが、所詮。:-P
と。考えていたら、展示室で知り合いに遭遇。拉致されて伴に軽食。
いろいろ話をして、結局閉館近くまで居座ってしまいました。もちろん日が沈んで真っ暗。
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