一休み...VAIO type-Zの分解方法~~SSDモニタ(?)第2.5夜
MEDIO write:
昨日の段階で、どうやらWindows7RCにはSSD対応の実装(Trimコマンド等)はされている様だという事、だけどIntel謹製SSDは、最近のファームアップデートでもこのコマンドへの対応は見送られたらしい事がわかった。
そうなるとこのSSD、現段階では、OS(最終的には、使っている人間)からは「単なる高速なHDD」にしか見えない訳で。確かにデータの読み書きに関しては待ち時間が減るのだろうけれど、SSDが得意な「小容量の多数ファイルの読み書き」が起こる場面などは、日常の使用に関してあまり無い事だろうし。
単純なベンチマークは、この製品が発表された去年から他のサイトで散々掲示されているので、少し趣向を変える方向で何か考えてみることにする。まだ何も思いついてないんだけど、ね。
さて、一回目のレビュー最後に。
write性能がグンと(カタログスペック以上に)上がっているスコア。
実は、SSDにしたら必要ないと(書かれている事が)ある、デバイスマネージャで設定できる「ディスクドライブの書き込みキャッシュ」を有効にしてみた時の値。(今までの結果は、それらの記事を鵜呑みにして「OFF」にしてあったのだった)
Intelの「X-25M」の製品情報にもちゃんとライトキャッシュの記載があるので、念のためONにしてみたんだけど....結構効果がある。だめだぁね、ちゃんとマニュアル読まないと。(^^;
で、前回書いたけれど、現行VAIO type-ZのSSD換装に関して、分解方法をちょっと。
この機種は、リアのあらかたのビスを外すと、キーボード(というか、アルミのパネル)が取れる構造になっている。
とあるサイトでは「ツメを強引に外して」みたいに書いてあって、でもそんな事すると「保証対象外」となる確率が高いし...ちょっと気になった(気に障った?(^^;)ので、このblogのポリシー「相変わらずの無保証」ながら、ちょっと解説してみる。
まずは分解後の写真。右手から。
光学ドライブの上部に、黒いプラスチックの部品がある。これは光学ドライブをイジェクトすると、そこから見える(イジェクトホールにペーパークリップを伸ばして、差し込んで開けてください)んだけど、これを1mmほど引っ張ると「キーボードの右側のツメが簡単に外れる」様になっている構造。引っ張るには、先端を1mmほどカギツメ状に曲げたペーパークリップででも引っ掛けてやれば良い。
次に左側。
筐体の淵に沿って、黒いプラスチック部品が付いている。矢印の部分がツメになっているんだけど、写真上部(丸印)部分を写真下部方向にスライドすると、ツメが外れる様になっている。さて、スライドする方法は...
実は丸印の部分、LANコネクタのフタを外すと見えるのである。フタを外して、先ほど使った「先端を曲げたペパークリップ」でチョンとスライドすればパクン、とツメが外れる。
あと、写真撮ってないんだけど、バッテリを外した部分にもスライド出来る爪がある。長円の穴を見ればわかると思うので、説明は省略。
プラスチック同士等、可塑性が望める部品だったら無理やりツメ外し!という組み方でもOKだろうけれど、片方がアルミ部品というこのtype-Z。メンテなんかで無理やり外していると、数回でツメが無くなる事になる。この辺り、SONYの構造設計屋さんはちゃんとわかっている様で。
そうこうしているtype-Zは、Windows7RCがクリーンインストールで安定駆動出来たので、現在そのまま使用している。デバイスマネージャはこんな感じ。
Videoアクセラレータだけが、Intel内蔵になってしまっているが、Felicaも使える(Edyのチャージも出来た)。ショートカットキー、Ejectボタン(これは凄く便利)も動作する。
ドライバのインストールは、type-Zの勝手にXP Downgradeの時に作ったXP Downgrade module Installer CDから行った。
現時点の不具合、というか、制限事項は以下の通り。
1.VideoアクセラレータがIntel内蔵だけしか動かない。GeForceは最新版で正常にドライバを読み込んだが、そちらをイネーブルにする(Inltel内蔵を無効設定にする)と、解像度が1024×768になってしまう。
2.Fnでの輝度切替が、実際には反映されない。画面に表示は出るんだけど...
3.Fnでの音量変更が出来ない。
4.ショートカットキーが再設定出来ない。ちなみに割り当てられているのは「輝度調整」と「ミュート」で、画面に表示は出るが、どちらも動作しない。
5.ドライバは読めているのに、SDカードを挿しても反応しない。????XPではOKだった。
まぁ、Video以外はあまり気にならないから、このまましばらく使ってみるつもりで。
これで、家にあるVista Businessのパッケージ2本は、一度も開封・認証することなく処分する事に決定。(笑
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