最後の夜?
MEDIO write:
実質的に、秋葉の住人として最後の日となった今日。明日には引越しして、自室に戻るのだけど、そうなるとやっぱり寂しい感じがある。
半田コテを持ってこなかったから、部品の買い込みなんて無かったけど、地元に戻ったら今度は秋葉の街が恋しくなるんだろうな。まぁ週に2日は来ることになっているみたいだけど...
相変わらずの、朝の秋葉は「電気街」とは言えない雰囲気で、やかましくがなりたてる呼び込みや極彩色の店内ポップが見えないから、どこか田舎のシャッター通りに近いものがある。変なものに人が並んではいるけどね。(^^;
どこかほっとする、この看板も。
このフレーズって、キャンディーズ?だったっけ?歳はいくつだ>山ざきさん(^^;
いつもの通勤路の傍に、今日気づいたお店。
若松通商の隣に、かまぼこ屋があった。ちゃんとお店は開いているみたい。やっぱり不思議な街だ...
さて、今日の仕事なんだけど...土曜日に見つけた不具合が、思いのほか根が深かったらしく至急の対応が出来ないらしい。事務所の中は大騒ぎになっていた。
まぁ「バグ」というか、仕様を満たしていないものは「品質」とやかくを言えるレベルのモノでは無いので、出荷の前に見つかったのは恥をさらす事が無かった分、良いことなんだけれどね。
インターネットありきで、不具合はパッチを落とすのが当たり前!といわんばかりのソフトは、もはやゴミ同然。仕様通りに動かないものには本来価値がありません。
※よくいるオープンソース至上主義者が、ゲイツさんの会社のサポートをこき下ろす発言をするけど、お金を払えばちゃんとサポートしてくれる上、製品のバグに起因する障害への対応はインシデントがかからない(無料)仕組みになっている。
パッチを当ててカーネルの構築をすることが日常のように可能な方以外には、到底使えないようなソフトは「製品」とは言えないんだよね、コンピュータ屋としては。だって使う人の大多数は自分のレベルよりは素人さんだもの。
(自分が定時時間内に終わる作業に12時間かかったり、あまつさえ終わらずにこちらに仕事がくるなんて、恐ろしくて考えたくない)
使い方間違える・熟練しないと怪我をするよっていうプロ(?)の道具とは別で、「人が楽に使えて、かつ便利になる」道具、それがコンピュータだと思う。
人が技術スキルを上げてコンピュータに近づくのは結構だけど、本来の技術向上ってのはコンピュータが人間に近づくって事を言うんじゃないかな。
(そのため・・・人に便利に・・・の過剰な実装で、大きく・重くなっているゲイツ社のソフト製品は、その向きだけは間違っていない)
このあたり、経済産業省が頭になって、品質を満たさないソフトウェア商品の販売差し止めが出来る仕組みを作るべきだろう。そうしないと、ニホン、ひいては世界のソフト技術は劣化する一方だ。
インターネットを基幹とした流通・経済システムが出来上がってしまった現在、「同人」と「プロ」になんらかの明確な違いを見つけることが出来ない(専業か兼業・副業か、程度でしょう)以上、金を取って商品を売るなら、最後までその「作って売った責任」を明確にしなくちゃいけないと思う。
オープンソースも、コード開発者から「バグを直す責任」権を買う事が出来るという仕組みが出来れば、その質と流通、開発コストの分散という点でよいことだと思うんだけど。 お金を先に払っておいて、品質を見たさないソフトの修正を行わせるとか。
まぁ、自分だったら、公開すらしないな、きっと。割に合わないし。(^^;
そんな、バタバタとした事務所の空気の中、それを読まずに(笑 こっそりと席を立った。といっても21時過ぎだけどね。
秋葉の街(しつこいけど≠アキバ)は早々に閉ざされる。Junk通りもこの時間、灯りが点っているのは「メイド・イメクラ」の飲み屋とかだけ。こそこそと人目をさけて、この時間に店に通う連中も結構多い。人目を気にしているのがヒシと感じられるんだよね、会話で。先頭きって歩いている奴が、大声で「ここが君のお勧めの店なのかぁ~」と後ろの奴に言っているのを聞くと、ゲラゲラ笑いたくなる。
さて、荷造り荷造り...
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