コンビニ弁当
MEDIO write:
今日の午前中まで、地元での仕事が終わらなくて結局都内に戻ったのは午後。中途半端な時間だったので、いつの間にか都内に移っていた師匠の見舞いの為、御茶ノ水駅で降りる。
まだ隔離部屋の中。ヨメがいたので難なく話が通った。3ヶ月(以上)ぶりに面会。
術後の経過が悪いみたい。根本の病気自体はかなり良くなっているらしいのだけど、末梢の神経は相変わらず使えないままだし、血球数も増えないみたいで、いろいろ大変。
この病気、幹細胞の自家移植後は再発の可能性は低いらしいけど、それ以外の原因なんかでやっぱり亡くなるという方も多いそうだ。昨年だけでも数人、移植術後に亡くなったそうで。
病室にキーボードが置いてあった。リハビリにピアノを触りたい、と本人の希望らしいけど、CDEFGと右手で弾いても、それぞれの長さはバラバラで...あの流れるような指使いを思い出すと涙が出てくる。
部屋に戻ったのは19時近く。精神的にも疲れていたので、7-11のお弁当を買ってきた。
味気ない。なんだか食べ物って気がしない。
「慣れりゃ天国」と誰かが歌ってたけど、コンビニ弁当には慣れないなぁ、きっと。
2年以上、病院の建物の中、というか無菌室の中に軟禁されたままで、まともな食事も取れない人に比べれば、確かに天国、なのだけど。
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