良いのかなぁ....ナビのHDDパスワード解析
MEDIO write:
明日も仕事。というか「死事」の様な気がして来ました、最近。
60km移動して打合せ後、取引先との打合せの為230km程度移動~帰社のため230km移動~60km移動して帰宅の予定....いつもは10時出勤・フレックスな人なのに、朝6時出発はきつい。
ここ一年、通退勤時(レガシィ)に、時々フリーズ~リセットする気がしていたPioneer社のカーナビ「AVIC-XH990」なのですが、「HDDナビだし、読み込みエラーでも起きてるんだろう」と思い、分解してみました。(E60にもAVIC-XH099が載っています)
案の定、東芝製のHDD(車載用の耐振動タイプ)が搭載されています。OSは噂通りMS製ですね。(解析するなってCautionシールが貼ってあります)
まぁHDDにはパスワードがかかっていて、通常の方法ではアクセス出来ませんけれど。
とは言え、「誰かが勝手に設定したパスワード」では無く、「システム(BIOS)内に持っていて起動時に毎回解除」されているわけですから、解析は可能です。(X-BOX等もそうですが)
手元にXILINXのSPARTAN-3E STARTER KITがあるので、これでHDDのバスを監視する回路を構築。起動時にパスワード解除をしているコマンドを読み取ります。
(巷にはATAバスのアナライザという様な専用品も存在しますが、1.高い、2.コネクタがHDD専用、等で、今回の様な場合~ATAバスラインをICクリップで直につかんで信号読み取り!~には不適合です。
各32byte(文字)のMaster、UserPasswordがあっさり読めた(Ascii文字)ので、Win.95が動いていたPentiumMMX233MHzのノートPC(会社廃棄品。もちろん無料ですが、こういう時は役に立つ)に接続してパスワード解除~All Read Disk Test....全領域で問題無い。SMARTは切ってあるので、Logも無い。
このまま何もしないのも癪なので、XPのPCに繋いでみる。FAT32で4パーティションですか....
覗いたところ、第1パーティションはシステムの様子。1.3GByteのボイスデータがありました。RIFFフォーマット(チャンクはいじる必要)なので、アーカイブを分割すればMediaPlayerで再生できます。ちなみに第一声は「郵便局」でした。(笑
で、第4パーティションにエラーログが。
1ヶ月に1回程度、エラーLogが....さすがMS製 (^^;カンケイナイ
HDDのエラーでは無く、プログラム自体(Navi.Exeですか....)が例外で落ちてる。(--;
このLog持ってサービスセンターに行っても、直してくれないだろうなぁ。そう考えると、ネットでもUpdateやっている会社の方がマシなのか。それが例えDVD1枚相当のパッチでも。(^^;
なんだか、偽ブランド品とかパスワード解析とか、怪しいBlogになりつつある今日この頃。(笑
※※※注意(いつも以上のお決まり事)※※※
今回の記事に関して、技術的な質問は一切受けません。(これを使って~出来ますか?の様な「ネタ」はOKです。私が実行するかどうかは保証はしませんが....非論理師匠は音声置き換えて「『萌えナビ』作ろうze!」と言っていますが)
パスワードが(私たちにとっては意味の無い文字列であっても)ナビのシステムを保護している以上、Pioneer社にとって意味のある文字列であり、その著作物になりえるからです。もちろんそれを解除する方法を公開・販売等する事は、現行の日本の法律では禁止されており、懲罰の対象です。
今回のBlogの内容は「ATA-3以降の規格書」を「その手の技術者」が読めば「簡単に考え付くこと」で、私はそれをやった結果を掲載しただけです。お勧めする気は毛頭ありませんし、やった結果HDDの内容やナビ本体を壊し、高額の修理費がかかっても一切関知しません。
※※※※※※※※※※※※※※※※
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