解説4~BG5改造プラン9
MEDIO write:
先日、師匠の会社やった頼まれごとのお礼に、マグロ一柵(?)とLaserPrinter(ほぼ新品だけど廃棄1台、もう一台は紙詰まりで廃棄)、ScanSnapを頂いた。
マグロは半分を刺身として夕食へ。久しぶりに美味しいマグロを食べたような気がする。(トレイの裏に、マジックで\5000とか書いてあったし....)
稼動プリンタのLBP-740は、新品付属のトナーが7割残っていた。なぜ捨てるのだろう?
紙詰まりのLBP-840は、給紙分離バーがゆがんでいた。3分で修理完了。
ScanSnapは以前から欲しい周辺機器だった。こちらも紙送りがダメだったが、給紙ローラー清掃で修理完了。
部屋にもう置く場所が無いんだけど、どうしよう。
本題。
電子回路に限らず自作には失敗が伴います。(まぁプロも失敗はしますが)
ここの日記にはあまり失敗例が出ないのは「日記だから」です。やったことの備忘録であって、読んでいる方に内容を保証しないという、いつものアレの為。
たまにはネタとして失敗例も書いてみようかと思います。
BG5メータ移植で作成した「車速パルス変換回路」については前回説明した通りです。これに使用している「コンパレータ」は、2つの入力信号が「どちらが高い?」を出力するものです。
説明した通り、メーターからの電圧は、無信号時約0.5V程度になっているので、比較入力として0.48V程度を作成しようと考えました。
当初抵抗分圧でと考えたのですが、手元に「大昔200本入りパックで買った1S1588」という小信号ダイオードがあったので、これの順方向電圧を使おうと考えました。
Siダイオードの順方向電圧は0.6V程度と言われますが、これは順方向電流をある程度流した値で、微小電流では電圧が下がります。具体的に、4Aクラスの整流用SBDで0.1mA流すと0.2V程度。
1S1588も同様で、0.1mAで0.5V前後(50℃)、実測20℃で0.487Vでした。
今回の動作点は赤丸辺りです。気温的には20度を下回っていたのですが。
さてメータの作成は冬~初春。周辺温度は20℃程度です。そして、上のグラフに線がいっぱいある訳と、ここ数週間の暖かい気候=ダッシュボードは結構熱い。
えぇ、順方向電圧が下がって、メータの無信号時電圧とほぼ同じになる事がありまして。そうするとノイズマージン=0。停車時にメータが勝手に動き出すという「凄いこと」が。(笑
※(走り出すと問題なく表示されます。
ダイオードには熱電圧があることも知っていたし、中学生の頃温度計としてセンサ代わりに使ったこともありました。しかしここまでシビアだという感覚が無かったです。
ここ数日、フレックス使って通勤するじかんだと、間違いなくメータが踊っています。
早く直さなきゃ。
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