解説~赤外線リモコン(受信編
MEDIO write:
前回の続きで、赤外線リモコンの受信について。
日本国内において、業界標準といわれているNEC方式についてです。
概略に関しては以下の記事が参考になります。
http://www.necel.com/ja/faq/mi_com/__com_remo.html#0101
実際のコードは、送信用ICであるuPD6121のデータシートが詳しいです。
http://www.ortodoxism.ro/datasheets/nec/UPD6122G-002.pdf
プログラムで読むためのアルゴリズムは、NECの78K0シリーズのサンプルプログラムが参考になります。
http://www.necel.com/micro/ja/designsupports/sampleprogram/78k0/data/k0_remocon.pdf
受信は、信号の立ち上がり~立ち上がり間の時間を計ると簡単です。
リーダーコード(~第一ビットまで) 13.5mS
データ1 2.25mS
データ0 1.125mS
リピートコード 11.25mS
AVRで作るなら「Timer1をキャプチャ入力」で使えば簡単に処理出来ます。
まぁ上記の時間を考えると内蔵RC発振(8MHz)のAVRでも余裕で、普通にタイマでカウントしても十分処理出来ると思います。実際「MrMIDI2」で空いていたのがTimer0だけだったのですが、それとエッジ割り込みだけで受信出来ました。
さて、次回は送信ですか...
| 固定リンク | 0
「電子回路」カテゴリの記事
- ラズベリーのパイが無ければ…バナナのパイを食べてみる(2023.01.29)
- ラズベリーのパイが無いのでパインを食してみた(2023.01.28)
- ラズベリーのパイが無ければパインを食べればいいじゃない(2022.12.19)
- Beagle Bone Black(Green)のOSをビルドしてみる(Debian Bullseye)(2022.11.17)
- 現時点でのRaspberry PiのBluetooth Audio状況(2022.10.22)
コメント